シンフォニック=レイン の検索結果:
…になった。男の子にはフォルテールの才能がたまたまあって、双子の妹には歌の才能があった。 しかし姉には、特に何もなかった。 『シンフォニック=レイン』の根底に、ひたひたと沁みている哀しさって、こういうものだと思うのです。どうにもならないし、誰の責任でもないのだけれど、やっぱり理不尽すぎる。彼と彼女にはたまたまあって、彼女にはたまたまなかった。事実はたったそれだけ。揺るがない現実。でも、それだけではない。何か理由が、意味があって欲しい。そんな風に思うのは、感傷的すぎるでしょうか。
『シンフォニック=レイン 愛蔵版』 ― 永いお別れ 05年の愛蔵版発売以来一年と少し。ついに最終シナリオ読了。ある一点において通常版と決定的な変更を加えられたEDシーンにおいて、最後まで"彼女"の姿を確認しました。このことにより、僕の解釈は大筋で公式に確定したのではないかと思います*1。つまり、結局のところ彼は、最初から最後まで、間違い続けているわけです。そして、DCトルタの結末が釈然としなかった理由も、二人があれから一体どうなったのかも、今となっては明白でしょう。 愛蔵版。…
…もしれない。これは『シンフォニック=レイン』の考察をしているときにつくづく痛感したことだけれど、大きな不幸、それそのものに対して意味を見出す、という視点が欠けている人が意外といる。彼らにとって不幸はまさに不幸なのである。だから、どうしても奇跡を要求する。理不尽な不幸は理不尽な奇跡によってぬぐい去られなければならない、そう堅く主張する。まあよかろう。所詮は作り話だ。ただ、だとして、さて実際に目を向けたとき、私たちが目にするのは、理不尽な不幸そのものではないか。そしてそこには、理…
うへー 読まなきゃ駄目ですよこれは。うへー なんというか幸せ。『ターン』も『秋の花』も読まなくていいのでダマされたと思って『スキップ』を読みましょう。ミステリの真髄があります。などとまた無駄に波乱を立てるような書き方をしていますが、これは実に良いものです。シンフォニック=レインから約一年半ぶり、10回以上読み直す作品に出会いました。
…ボローニャを訪問。『シンフォニック=レイン』の舞台になった地で、作品でおなじみのポルティコ(歩道を覆うアーケード状の柱廊)が延々と続く街。ミラノとリミニ、ヴェローナとフィレンツェをそれぞれ東西、南北に結ぶ鉄道の交差点のため、駅にはいつも乗り継ぎを待つ旅人の姿が絶えません。 肥沃なエミリア・ロマーニャの生産力を背景に、交通の要衝としての地の利を活かし、かつてはイタリアでも指折りな都市として栄え、世界最古級の大学や北部イタリア有数のバシリカ聖堂、数百本を越える塔を有し、多数の衛星…
…み出したのも、そしてシンフォニック=レインを生み出したのも結局のところエロゲという謎の培地です。もしこのジャンルがなければ、おそらくADVは『街』みたいなものとしてのみ存在し続けていたでしょう。美少女ゲームだってときメモ止まりだったでしょう。それらを悪いとは思いません。でも何かが欠けている。エロゲだけが辿り着いた地点は、確かにあると思うのです。 今となっては、何か変なことをするのにエロゲにこだわる必要はなくなりました。同人で出しても、それなりに手にとって貰える時代になってきま…
まさかこういうやり方があるなんて。やはりシンフォニック=レインをアニメ化できるのは京アニしかないでしょう。技術だけでなく、理論だけでもなく、制作に対する誇りと自負、何より深い作品理解を通した「物語ること」への愛を感じます。京アニと言えばこの秋KANONの再アニメ化を行うとのこと。S=Rにとっていわば直系のご先祖様であるKANONを仕上げた後に、さらなるテクニックと情熱を持って制作にあたって貰えることを心より熱望します。
…少女ジャンルという壮大なADVの結末に近づいてきたのだ。望むと望まざるに関わらず。 最近エロゲーがつまらなくなったのは、それが既に役目を終えたから。なんてことを言うときっといじめられる。間違いない。だから僕はこう言い換える。僕にとっての美少女ゲームの結末はおそらくシンフォニック=レインだった。僕はその中に全ての過去の情景と回答とを見て、それに満足した。僕にとっての価値あるエロゲーたちは全てそこへの道しるべであり、そしてそれらの織り成した物語は、とにかく素晴らしかったのだ、と。
ふとAmazonのシンフォニック=レイン愛蔵版のレビューを見る。あまり人のことは言えないけれど、どうしてあんなつまらないレビューを書くかなあ。――と、このネタをいじればいじるほどみるみる墓穴のような気がするので困りものですな。でも何があれだといって「思春期の子供向け」って、そりゃそうでしょうけど、「稚拙」とまで言うあなたはどんなに偉いんですかと聞きたくなる。海燕さん、ネットde批評の悪口をもっと書いてください。
長らく放置していたシンフォニック=レイン愛蔵版を再開。最終セーブの日付を見ると2005,7/3。エロゲー4年周期にあやかって?シンフォニックレイン6ヶ月熟成説(人に無理やり『シンフォニック=レイン』を薦めた場合、ほぼ間違いなく半年ほど放置される)を唱える私としては若干の誤差ではあるけれど、まあ良し。ちなみにシーンはD.C.トルタ12/31。翌日以降の事件が痛々しくて投げ出していた模様です。ああ、あの結末を見なきゃいけないのか。
私はむしろシンフォニック=レインという物語がハッピーエンドに辿り着いたことこそ、彼女という存在のまぎれもない印、つまり彼女という存在に意味があったことの、確かなあかしだと思うのです。すべての存在は、その場面において意味を持たなければないも同じ。道ばたの石ころは、目をとめられない限り無きに等しい。なぜならそれは、そこにあったとしても、何の意味もないからです。この観点において、在るか無いかは――言い換えましょう。「彼女はいたか、いなかったか」は全くのところ問題ではない。問題なのは…
…で面白いものです。 シンフォニック=レインの92%は睡眠薬で出来ています。シンフォニック=レインの4%は運で出来ています。シンフォニック=レインの2%は努力で出来ています。シンフォニック=レインの1%は世の無常さで出来ています。シンフォニック=レインの1%は月の光で出来ています。 「シンフォニック=レイン」はほとんど寝ているみたいです。あとは運。 シンフォニックレインの77%は怨念で出来ています。シンフォニックレインの19%は波動で出来ています。シンフォニックレインの3%は元…
id:simulaさんに教えて貰ったはてなringでシンフォニック=レインのリングを作ってみました。うちのサイトはどうも悪評が高いので、もしかするとそれこそsimulaさんにお願いしたほうが良かったかもしれません。ともあれ試験運用中です。よろしければご参加下さい。
…リルフールの嘘です。シンフォニック=レインのアニメ化。まあ、やろうと思えば簡単にできるのでしょうが、難しくしようと思えばいくらでも難しい、というより現状ではちょっと不可能です。だってあの世界で起こった何もかもを踏まえた上で初めて、しみじみと「それぞれに幸せがあるの」ということばの意味を噛みしめられるということは、おそらく意見の一致するところでしょう。トルタの告白だって、実際あれだけでは何のインパクトもない。ただ、あそこに辿り着くまでに本当に色々ありました。本当にいろいろと――…
映像は京都マニメーション、脚本はくろねこ産チーム書き下ろしだそうですよ。
…開発キットを与えたらさぞかし素敵なお話を書いてくれたのではないかと思うと、ヤフーオークションでタイムマシーンに入札しなかったのが悔やまれます。何にせよ、『シンフォニック=レイン』を面白いと感じた人には、彼の言わんとしたことが何となく伝わるのではないでしょうか。実際、彼の有名な論考の名前は『見えるものと見えないもの』でした。作中ナターレにおいて唐突に行われた「魂と肉体」への言及についても、彼の説明は示唆的かもしれません。と言っても、あの問題はむしろ神学的なのかもしれないけれど。
…う具合に。 だから『シンフォニック=レイン』は本当に衝撃でした。ひっくり返された上で叩き潰されたカエルの気分。言いたいことはまだまだありやなきや(どっちだ)な気分ですが、本作に今年の色をすっかり決められてしまったのだけは確かでしょう。実際サイトの色まで変わってしまいました。友人からは軽薄な色だと不評なのはともかく。 いろいろあって、最終的に私のスタンスはこう。フォーニはクリスの見た幻覚です。――ただし、その主張は「神さまなんて存在しません」と主張することと同じくらいに、空しく…
すっかり忘れていました。今年のサイト目標はあらすじ仕様だったのでした。振り返ってみると、実際はじめの方はせっせとGUNSLINGER GIRLのあらすじを書いてみたり、AIRのあらすじを書いてみたりしていたのです。言うなれば『シンフォニック=レイン』のおかげでなにもかもぶち壊しに。
…。■つまり、月姫とかシンフォニック=レインとか、そういう優秀なADVゲームの物語は、そのそれぞれのルートの中で、そしてそれらルートをクリアしていくことで、「次元の違う事実」として読者のうちにどんどん累積され得る(されないかもしれない)、この手の大量のレイヤーによって構成されていて、しかもそれが寸分のずれなく”一つの作品”として綺麗に重なっているからこそ、傑作なのでしょう。ということが書きたかったのでした。(一体何をもって「綺麗に重なっている」「重なっていない」と私は判断してい…
…話です… 実際、私はシンフォニック=レインを「あんまりといえばあんまりな話だ」と認識しています。これは本当に、とても悲しい物語です。人が死ぬのは摂理であって、どうすることもできません。しかしそれでも、彼女の死こそが、彼女の本当の思いを明らかにし、そしてその本当の願いが、皮肉なことに、彼女の死によってのみ叶えられたとしたら、彼女の死には本当に素晴らしい意味があったのだ。 ……とでも思わなければやっていけない、この世の無情な決まり事を、心にぐさりと突きつけてくる物語だからです。 …
…私が言っているのは、シンフォニック=レインにおいて提示された(9つの?)平行世界を、「並列に」ではなく「階層的に」見ていくべきだということです。説明すると、それぞれの世界(つまり各ヒロインごとのルート)には、それぞれ一つずつ主題(と、疑問)があるわけです。例えばファルなら、「人間の関係とは、結局利用しあう関係に過ぎないのか?」。彼女の主張するこの理屈は極めて手強く、たぶん論破不能です。しかし、それはやっぱり何かおかしい。じゃあ何がおかしいのか、と言う疑問を自分の内に持って、ま…
色々書いてはいますが、シンフォニック=レインという作品がほとんど全ての読者にとって好ましい、素晴らしい作品であることについて私は全面的に賛成し、またそれがどのように理解されようとも、それはその人にとっての本当であることを認めます。だから以下の文章、あるいはこのサイトに含まれる全ての文章・記述は、ある個人としての私にとっての本当であると理解下さい。――しかし悲しいかな、その中にさえ嘘が含まれるのです。意識している、していないを問わず。
…ってもの幸せな結末…シンフォニック=レインという物語が持ちうる、最高のハッピーエンドであると。アルはいつも、トルタとフォーニを通して、私たちに話しかけていた。彼女たちは三人で一つであり、その中心にあるのは間違いなく『愛』そのものだった。…トルタの言う通り。 (そして蛇足を付け加えるなら、彼らの信じる宗教において、世界の終わりにすべての人は復活し、永遠の幸せを生きる。彼らはただ、ほんのちょっと別れるだけのこと。それは悲しいことではない。だってどんなことにも必ず終わりは来るのだし…
…な雰囲気の漂う日。『シンフォニック=レイン』という作品の中で、この日ほど『神』について触れられる日はない。この日、クリスの想いは普段の日常を離れ、限りなくあやふやな、しかし限りなく真実のように感じられる何かの周囲を、さ迷う。 ”神という存在を普段感じることのできない僕は、こんな機会だけではあるけれど、こうして教会に来たときだけ、それを強く思い出すことになる”祈るトルタの横顔に魅入られるクリス”それは僕の恋人の横顔に、あきれるくらいそっくりだった” マルコの指摘を受け、自分たち…
↑気が付いたらAmazonに画像が付いていた。万歳。 11/28 「べ、別に。ああ、そう…別に、クリスがあの噂を信じて、 それで浮気でもしようとしてるなんて、思ってなかったよ」 「よくある話だよ。確か、卒業演奏で一緒に発表した男女は、永遠に結ばれる…だったかな」 12/23 「クリスはどうして、私を誘うの?」 「クリスは誰のために、私と組もうと思ったの?」 声優さん、無茶苦茶上手。涙出そう。
物語は結末に向け、極めて淡々と進む。そこではあらゆる物事が、なぜか、あまりに薄ぼんやりとした印象を持たせる――数点の非常に印象的な出来事を除いて。このパートは一体、何だったのだろう? 見えるものの後ろに、埋没した何かはないだろうか? わからない。
12/22 「フォルテールは、鍵盤を押せば音が出るような、他の楽器とは本質的に異なる」「魔力を込めて弾かなければ、まともな音すら出ないだろう」「フォルテールは、体で弾くのではない。心で弾くのだ。覚えておけ。反復練習を繰り返し、指が自然に動くようになるのは構わないが、今はその時ではない」「ゆえに諸君らには、常に新しい曲を弾いてもらうことにする。問題があれば、その都度私が指導する。弾ける曲が無くなった時点で、そのものの講義は終了する」「弾ける曲が少ないのは重々承知だ。記憶を有効に…
足繁く旧校舎へ通うクリス。気分は恋する少年状態。ファルシータとの時にさえ色々と躊躇っていたのがまるで嘘のよう、迷うことなくどんどん攻略フラグを立てて行きます。彼をそこまでかき立てる理由とは? 一方、相変わらずドアを少し開けてのびのび歌うリセ。どうやらわざと開けているのは確実な模様。とすると、彼女の本心は……いかんクリス、これは孔明の罠だ。
…謝! ただ…私は、『シンフォニック=レイン』の世界が、『AS』の世界と同じ世界だとは、限らないと思うのです(もちろん、絶対に違うと言いきれる根拠はありません)。穿ちすぎかもしれないけれど、作中では一切、”魔法石”については触れられませんし、そして何より、SRは”魔法石”の存在を許すほど、ファンタジックな物語ではないような気がして。『シンフォニック=レイン』において、「フォルテールを奏でるには魔力が必要」だという説明がなされることは事実ですが、それはほとんどそのままに投げ出され…
めげずにリセパート開始。リセルシア、ファルと同じ色の髪を持つ少女。ファルの結末を知った後では、その祈るかのように手が合わせられる立ち絵が、いつかどこかで見た姿のようで、なにやらとても脅迫的です。さて「お気になさらず」を連呼したファルに対し、彼女は「ごめんなさい」を連呼。結局そういうことなのでしょうが、どういうことなのかはまだ保留。