2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 愛のひだりがわ

とんちんかんなことを言っていたらごめんなさい。あのう、美人でもなければ頭がよいわけでもなく、人当たりが絶妙でもなければ要領が素晴らしいわけでもない人は、いかにして主人公になれば良いのでしょう。

 mondiali finale

おめでとうイタリア。

 ゴシック建築の装飾 Wikipediaより

ゴシック建築の達成は、中世スコラ哲学の理念、つまり神を中心とした秩序を反映したことにあると言える。中世の人々にとっては事物の全てに象徴的な意味があり、故に、ゴシック教会を彩る様々な装飾は、聖職者たちの世界に対する理解そのものであった。彼ら…

 Bologna, Basilica di S.Lucaまで歩く

久方ぶりにボローニャを訪問。『シンフォニック=レイン』の舞台になった地で、作品でおなじみのポルティコ(歩道を覆うアーケード状の柱廊)が延々と続く街。ミラノとリミニ、ヴェローナとフィレンツェをそれぞれ東西、南北に結ぶ鉄道の交差点のため、駅に…

 教会としてのADV

良く構成されたノベルゲームは教会建築に似ていると思う。それは小さなエピソードから肝要なそれまで、その内部に複数の物語を同時に抱えているのだけれど、振り向けばいつも必ず中央にキリストがぶら下がっているのだ。 KANONなんかを思い起こして貰えれば…

[ハルヒ] 

もしハルヒが噂通り世界全てを完全に自分好みに変えてしまう力を持つのであれば何がどうあれ本作は何もかもハルヒの自作自演に過ぎず、キョン他全ての存在及びこの世界自体は空しい。そこでもしも本作の焦点がハルヒによるキョン獲得であり、そのため彼女は…

 FW190さんへのレス(拡張)

長すぎるので結論を先に。 何の話でしたっけ、そう、小説版『涼宮ハルヒの憂鬱』ですが、僕は第一巻なら誰が買っても間違いない作品だと思います。プロの著者の書いたラノベとしてとても良質のそれに仕上がっている。続刊については僕は面白いと思いましたが…

 ハルヒ総括3 「面白い世界」

しかし、この考え方は結局先のハルヒの自作自演と変わらないつまらなさに落着してしまう。その主体がキョンに変わるだけの話で、言ってしまえば「乙女の純情」が「おたくの夢」に入れ替わるだけである。誰かが世界を自由に変えられるという概念はあまりいじ…

 ハルヒ総括2 ”世界”から見るハルヒの虚無感

本作が恋愛ものであることは疑うべくもないだろう。登場人物としての彼らの心の動きは冒頭のあんよ氏が逐語的に考察しているところで間違いないと思う。ただし、それはあくまで事実としての現象の解読であって、筋の通った舞台裏説明以上のものにはならない…

 ハルヒ総括 恋愛劇としてのハルヒの限界

あんよ氏の考察 http://www.puni.net/~anyo/etc/haruhi.html を読んで色々考える。本作の中心であるハルヒとキョンの関係を不器用な恋愛模様として、つまり無駄に壮大に世界を捲き込んだはた迷惑なしょうもない(けれど微笑ましい)痴話喧嘩として考察した文…

 ハルヒアニメ最終回

ちょっとばかし駆け足すぎだったような気がする。12話らへんで無駄な時間(技術力自慢)を過ごしている暇があったのならこっちに回してくれたらよかったのに。もう少し間というか、考えるゆとりを持たせた構成にしてほしかった。ただでさえ目も当てられない…

先日までの熱帯状態を吹き飛ばした風が吹き荒れすぎて何だか落ち着かない日曜日の午後。突き抜けない青空をバックに鎧戸がガタガタ音を立てている。お昼ご飯は豆ご飯、手元に日本酒がないので代わりに白ワインを入れてみようかどうか真剣に悩んだ末に止めた…

首尾良くクロアチアに勝ったため夜も遅いというのに皆大騒ぎで三色はたを持ってクラクションを叩きまくりでそこいら中駆け回る若者たちでやかましくてなりません。しかしまあ楽しそうだしすぐに飽きて帰るし、ドイツがバッコンドッカンぶちかましながらやっ…

 MEATRIX

http://www.themeatrix.com/ 無駄に教育的。