先日までの熱帯状態を吹き飛ばした風が吹き荒れすぎて何だか落ち着かない日曜日の午後。突き抜けない青空をバックに鎧戸がガタガタ音を立てている。お昼ご飯は豆ご飯、手元に日本酒がないので代わりに白ワインを入れてみようかどうか真剣に悩んだ末に止めた。たぶん適切な判断だったと思う。太陽が西側に傾いて自室は少し薄暗い。蚊よけの香水茅を点しツンと来る匂いに満足しながらぼんやり益体もない考えに耽る。七夕まであと少し。