すっかりファンになってしまったELISAの新作。タイトルは「でも聞こえる」とでも言ったところ。カッコの中は（君のsensoが）。sensoの意味は英語のsenseに似ているけれど、若干、致命的に違うがする。もっとアイデンティティに重きを置いているというか。何…

I've seen the ships go downOut on the sea of loveUntill you came aroundI thought I'd never rise aboveCause "Happy ever afterWas a disaster for me"But now I see シーナと言えば僕の中ではシーナ・イーストンである。あいにくシーナ＆ザ・ロケッツ…

Contigo todo suena a musica. Tu melodia es la mas intima.Hablas de amor y todo es musica, y la musica, eres tu.Una mirada que es la musica. Una palabra que es la unica.Hablas de amor y todo es musica, y la musica, eres tu.――LA MUSICAスペイ…

サーフミュージックで夏を先取り。ギターが良いのでスピーカーで聴きたい。しかし男しかいないのにバンド名ビューティフルガールズだなんて詐欺だ。ジャスラックに電話しなきゃ

何とも言えないピアニスト、ジョージ・ウィンストンの綺麗なアルバム。彼はキース・ジャレットと違って演奏中に唸らないので、勉強その他のBGMにぴったりだ（私は彼ら二人くらいしかまともにピアニストを知らない）。しかしこの淡々とした演奏ぶり、本当に彼…

『空の向こうに』を目覚ましに使っている。突然ジャンジャンジャーン♪と始まってびっくりするので、たいへん目が覚めやすい。お試しあれ。ただし、ボリュームに気をつけないと心臓が止まりそうになります。今朝のあれは、もしかすると隣の住人もたたき起こし…

どんなにどんなに考えても 答えの出せないことはあるだけど 愛されることよりも 素敵なことはないでしょう？どんな日も どんな事も 永遠などないこと知ってるそれなら 今を生きてみるだけ岡崎律子のファンクラブ向け楽曲が集められたアルバム。ああ、素敵だ…

見上げた木々のあいだに きらきら木洩れ日 揺れているあなたの気を晴らすものは何？私には ああ 力もなくテレビアニメ『フルーツバスケット』のサントラ。岡崎律子が作った歌が入っている。このサントラは素晴らしい。単に岡崎律子への思い入れなのかもしれ…

朝起きたら雪が降っていた。一月早いけれどここは京都、彼女がかつて暮らした（であろう）北イタリアではない。四月に雪が降ることはほとんどないし、何よりもう完全に春だから、少々繰り上げてこの歌を味わいたい。

岡崎律子という歌い手が、少なくとも西洋思想に深い影響を受けていたことは疑うべくもない。彼女の歌う歌はどれも、とてつもなく哀しい。哀しすぎて、透き通った美しさがある。この『約束』はミンキーモモ第２作のEDテーマ。そもそもミンキーモモとは子供の…

「ドイツ・グラモフォンの選りすぐりの名演が1枚1890円で楽しめる《ドイツ・グラモフォン・ニュー・スーパー・ベスト101》。教会に響きわたる中世やルネッサンスの宗教曲の歌声。安らぎに包まれる」 こんな歌を聴いて安らげる人はもはや地上において楽園の住…

ジャケットがこれで、収録曲があれな以上、for RITZはまさしく岡崎律子という作り手にとっての『SR』の結末と言って良いだろう。だからこのアルバムの最後にひょっこりと付け加えられた曲、「for フルーツバスケット」（原曲はアニメ『フルーツバスケット』…

例の”全米でも最もロマンチック”なピアニスト、ジム・ブリックマンさんのアルバム。タイトル通りヴァレンタイン風味です。幸せな人はより幸せに、そうでない人は「ケッ」などと思いながら聴くと良いでしょう。味はまさにチョコレート。この嘘くさいまでの甘…

一言もしゃべることはない。でも、その音が・・・声が語りかける。音楽はまるで言葉のように、雄弁に僕たちの気持ちを語る。それはつまり――死者のための言葉で、残され、生きていく僕たちの言葉でもあった。僕たちは音楽を通し、互いに語り合ってもいたのだ。

シンフォニック＝レインのネタバレボーカルアルバム。真面目に言うなら「歌声」という名前で切り離された”SR物語の一部分”である。例えば『秘密』。トルタの情熱的な主旋律に静かに重なる、アルの澄んだ、哀しい、優しい歌声。本編をプレイした人なら、その…

メロディは良いのに何を言っているのかさっぱりわからない歌詞を書くギルバートの素敵なベスト。誰に聴かせても一曲は大好きな曲が見つかるでしょう。個人的なそれはNothing Rhymedで、さっきからひたすらにヘビーローテーション中。止処なきNothingの連呼が…

ジム・ブリックマン、アメリカで一番ロマンチックなピアニスト。などと言うこっ恥ずかしい肩書きを持つイケメン。彼の普段のいかにもアメリカらしい軽薄なメロディは正直言ってアレだが、このアルバムはクリスマスソング集なので比較的安心。それでもどこか…

木蘭の涙は素晴らしい。よくわからないけど妙な迫力がある。桜のテーマ曲ではないかとこっそり思う。しかし他の曲は別にどうでもいいので、一々変なカップリングせずに単品で安く売ってくれないものか。こういう事をするからコピーが蔓延するのだ。本当に欲…

同じくクライズラー＆カンパニーのベスト盤。ブルールームとは対照的に、アップテンポで現代的なパワークラシック（そんな言葉があるのかどうか知らない）が節操なくぞろぞろ並ぶ。おかげで昼寝のお供にはさっぱり向かないにしても、車の中なんかで聴くとこ…

4歳の頃からバイオリンを始め小学校6年の時には全日本学生音楽コンクール西日本大会2位を受賞するなど早くからその才能を発揮し、ロックバンドのヴォーカリストが歌うようなパワフルで華のあるヴァイオリンプレイでデヴィットフォスターにも絶賛された葉加瀬…

たとえ整形のしすぎで鼻が落ちても子供に悪戯しても猿のエサ代で破産しそうでもやはりジャイケルは偉大である。このアルバムのA面を聴けばもれなく誰でもそれを確信できるだろう。往年のベストヒットのオンパレード、いずれをとっても素晴らしい。B面は…B面…

I know a thing or two about -- sweet little sisterHer mama kill her if she knew what she do -- sweet little sisterShe’ll love ya black and blue -- sweet little sisterMona lisa with a new tattooShe’s my sweet little -- sweet little sister彼…

ジョージ・ウィンストンのトランスできそうなピアノ。特にColors/Danceの押し寄せる旋律は凄まじい。なんだか興奮する。Longing/Loveも捨てがたいけれどやっぱりColors/Danceかなあ。キースジャレットも上手いんだから唸らないようになればジョージに追いつ…

ジャズにおいてスタンダードとは多くのミュージシャンに繰り返し取り上げられる人気の高い定番曲のことを指す。それゆえに奏者の腕の良し悪しが露骨に現れてしまう曲目でもあるのだが、キースはこのアルバムで彼の優れた才能を見事に証明したばかりか、スタ…

キース・ジャレットのザ・ケルン・コンサートを購入。キースのみが為し得るあの類い希なる完全即興ソロ、その頂点を記したところの伝説のソロコンサートを収録した傑作アルバムである。と帯に書いてあったがあいにく私はもぐりなのでそんなジャズ界の事情は…

『For RITZ』 岡崎律子http://d.hatena.ne.jp/hajic/20050203#p1 『ベスト オブ ギルバート・オサリバン』 ギルバート・オサリバンhttp://d.hatena.ne.jp/hajic/20041225#p1 『ザ・ケルン・コンサート』 キース・ジャレットhttp://d.hatena.ne.jp/hajic/2004…