外人たちのtrue tears
true tearsのストーリーを、外国人視聴者たちの感想を通じてなぞります。ネタバレは極力さけたつもりですが、生の意見の絞り込みの過程で、どうしても混じり込んだ要素はご容赦ください。なお、最終話のコメントは割愛しています。理由はお察しの通り(笑) しかしまあ、名キャッチコピーのオンパレードですね。
episode1 私…涙、あげちゃったから
「僕の中の君はいつも泣いていて、君の涙を僕は拭いたいと思う。でも、拭った頬の柔らかな感触を、僕は知らなくて」
「面白い。全何エピソードなの?」
「ひたすら面白くなっていく13話だよ。」
episode2 私…何がしたいの…
「私には、使命がある。涙を取り戻さなくちゃいけないの。そのためには、選ばれしものの涙が必要なの」
「ワーオぐっと良くなってきてるじゃない。しかもまだ2話目だよ! わっほい!」
「俺が悲しみを感じたい理由は、それが本当に強くて優れた感情だからだ。君も一度試してみると良い。とてもリフレッシングだから。でも、やみつきになるかもね。」
episode3 どうなった? こないだの話
「僕は、君に掴んで欲しくて、手を差し出した。その時、雪が舞い降りてきた。赤い、赤。不思議な雪」
「乃絵は間違いなく比呂美を見透かす第3の目を持ってる。眞一郎野郎はちょっとオールドファッション風味のパンチをがちがちの頭に食らうべきじゃないだろうか。コケコッコー。良いエピソードだ。」
「ははは、眞一郎は事態がわかったり分からなかったり。
これはとんでもない心理ゲームだよ。」
episode4 はい、ぱちぱちってして
「お婆ちゃんはもうすぐお空に旅行に行くんだよ。その時、着替えと一緒に、乃絵の涙を持っていってあげよう。そしたらもう、泣き虫乃絵は泣かなくて済むよ」
「毎エピソードごとに面白くなるね・・・・・・今や親友の彼女も、眞一郎への想いを再燃させて・・・・・・実際、凄く面白くなってきたぞ。」
「ワーオ、愛子と眞一郎の友人は良い具合にget alongし始めたよ! 彼らはまもなくカップルになると思うね :P」
「あの海岸風景、烏たち、そして彼の想像の中の乃絵の翼、アニメ版AIRへの言及があることは間違いないよ。ところで、どうしてこのアニメに近親相姦って分類があるのか、やっと分かってきた・・・・・・X.X」
episode5 おせっかいな男の子ってバカみたい
「ちょっと誤解しかけてた、眞一郎のこと。でも、やっぱり違ったわ。眞一郎は飛べる。気高い涙を流せる人だわ。眞一郎は」
「ふむ、やっと、どうして彼女が誰を好きかについて嘘を付いたかの理由が分かったね。眞一郎の母親は大嫌いだ。」
「このシリーズは本当に興味深い。謎がいっぱいだ! そして・・・・・・眞ちゃんのお母さんは怖い!」
「よーし、話が噛み合ってきたぞ。次はどうなるんだ。むう。」
episode6 それ…なんの冗談?
「すっごいことを教えてあげようか。私の方が誕生日遅いから、眞一郎くんがお兄さん」
「眞一郎はクソの馬鹿だ! 奴は自分を好きな女の子全員に、そして自分が本当に好きな女の子に、適当な男をあてがう!」
「僕はやっぱり、彼らが兄妹だとは思わない。でも、おう、あの母親たちは・・・あるいはあの×××な母親たちは!!! このアニメは素晴らしい。3話と6話のドラマチックな結末が大好きだ。どんな芸術家だって10点満点に評価するよ。僕は二人が上手くいってほしいけど、もし本当に兄妹ならそれはだめだ。近親相姦は絶対ダメだ!」
「こいつは爆弾だぜ・・・・・・
すごくいいぜ・・・・・・続きを・・・・・・」
episode7 ちゃんと言って、ここに書いて
「混乱するのは、逆に、一人でいるからだわ。暗闇でも、一緒に歩いてくれる誰かがいれば、きっと心強いわ。きっと、答えに辿り着ける。私が、眞一郎のそれになってあげる!」
「兄弟、俺はこのストーリーラインが大好きだアッー!」
「なんだって愛子には、彼の気持ちも考えずいきなり眞一郎の唇を奪う権利があるっていうんだ。彼は愛子をひっぱたくべきだった。どうしてあんなにゴミクズみたいな扱いを受けたのに、眞一郎は乃絵のことを好きなのかわからない。眞一郎はキンタマと男を上げて、女達に舐められないようにしなくちゃ。彼は人生の主導権を握る必要があるよ。」
「三角関係って聞いてたけど、これは五角関係だね、(笑)」
「十分にはっきりと描かれてはいなかったけれど、彼女たちは最初から彼のことが好きだよ。物語は眞一郎の選択にむけて進んでいるだけなんだ。 そう、何か悲しいことが起こる段階が来たんだよ。」
「あはは、好きだって言われたとき、彼女の顔は真っ赤になったよ! オマケに、彼女はそれを地面に書いてって言うんだ!」
「クソ、あんなキスシーンが来るとは予想してなかった・・・。でも、とにかく、乃絵の兄が乃絵と眞一郎をひっつけるように動いたことは、結局乃絵を泣かせることになるんじゃないだろうか・・・」
「うう、私の心のどこかが、まだ、あの近親相姦らしきペアを望んでいるのは、間違ったことなのかなあ。私にはそれが、悪いことなのか、それともそうでないのか、わからないよ・・・」
「このアニメのせいで宿題が出来ない! でも・・・・・・すごく面白いストーリーだよ。」
「ああ神さま、ドラマは続くよ。
この作品が最高か、だって?
まだ5話も残ってるんだよ?」
episode8 雪が降っていない街
「私、ここに来ちゃいけなかった。ここに来たのが間違いだった」
「ねえ、誰も乃絵に「ニワトリは飛ばない」ことについて説明した人はいないの?」
「乃絵は本当に可愛い。大好きだな。・・・次回でどんな事件が起こるかわかんないけど、どうか変な方向に進まないで!」
「ワーオ。次回は修羅場かな? ワクワクする!」
「なあ、俺はこのシリーズを愛してるよ。このアニメで展開される心理戦は、CIAだってやったことないレベルだよ・・・。彼らがきっと見せてくれる、次回の人間悲劇が待ち遠しい。」
episode9 なかなか飛べないね…
「眞一郎、あなたは飛べるの。自分でわかってないだけ。でも、そうね。あなたの飛ぶところは、ここじゃない」
「おい、俺は何か”事故”が起こるんじゃないかって前に心配していたんだが・・・(笑) しかしもしこのお話がこのままスクールデイズみたいになるんなら、俺は乃絵が社会病質者的殺人鬼になる方に賭けるぜ。」
「よかった、お母さんはもう嫌な人じゃなくなったんだね^^ このお話はとっても素敵に終わりそう、私はそう願うの。ただ、私は乃絵との結末が見たいんだけどなあ・・・なんか、眞一郎は比呂美と引っ付いちゃいそうに見えない?」
「何もかもが崩れていくよ・・・」
「なんてこった、一人目が退場した! 俺は・・・俺は・・・ああ、混乱している・・・一体何が起こっているんだ? 俺はここでまさに何を感じるべきなのか、本当に分かってるんだろうか・・・。畜生、これは素晴らしいシリーズだ。」
episode10 全部ちゃんとするから
「忘れるわけないじゃない、あんな思い出」
「彼女は白鳥の湖のオデットじゃないんだね。」
「ふーむ、彼の選んだ両方の少女は傷ついたし、別の2人は別れそうだけれど、でも眞一郎は良い選択をしたんじゃないかな。あの2人には気の毒だけど、まあまて、まだ先は3話もあるんだよ。」
「どうして愛子と三代吉が別れたのが眞一郎の責任なんだ。愛子は自分のような女のために祈ってくれるような奇特な男は世界で一人だけだということについてもう少し理解する必要がある。愛子は世界が自分のためだけに動くと思っている。俺は眞一郎が彼女にあんなに親切に振る舞うのをやめることを望む。乃絵が眞一郎をチキン呼ばわりしたのは、彼が女たちに対してへたれているせいだからだ。あの比呂美でさえ彼の許可を得ずに眞一郎の絵を見た。何という修身教育の欠如だ。」
「興味深い結末だ。僕は比呂美の眞一郎に対する感情に若干戸惑わされる。彼女はいつも自家撞着してるんだ。」
「神はこれを呪われますように! 比呂美はどうしてトラックから出てくるんだ! あのやたら長い名前の、自転車ですっころんだ少年は、愛ちゃんを追いかけるか、あるいは誰よりも、あのもう1人の女の子を追いかけるはずだったんだ! 比呂美、お前じゃない! な に も か も が 台 無 し だ!」
「この結末はバカらしい。まったく典型的だ。つまり、2人は走りより、そして突然に、2人は互いを愛してることに、あるいは他の何かを気付くんだ。」
「いかーーーーーーん! こんな展開はいかん。」
「そうだよ! 可哀想な乃絵! 彼女は比呂美よりずっと可愛くて、礼儀正しくて、とにかく比呂美よりずっと良かったのに! 比呂美のバカ野郎!」
「乃絵ファンの意見に同意だよ。僕は乃絵が大好きだし、それで僕はこのアニメを見てたんだ。彼女は本当に面白くて、いい奴なんだ。」
「凄いわ!! 私はずっとこれを待ってたの!
神さま、本当に凄いわ!!」
episode11 あなたが好きなのは私じゃない
「油虫、眞一郎の足の裏にも油虫。眞一郎の帽子の中にも油虫、眞一郎のお尻のとこに油虫、眞一郎の、眞一郎の心の底に、・・・湯浅比呂美」
「ドラマチックなツイストだなあ。この野郎は2人の間で前にも後ろにも身動きが取れないぞ。へへ、でも1人を選ばなきゃな。しかしいつもながら愛すべきアニメだよ。」
「とても意味深長な結末だ。彼女がニワトリを殺そうとしているとは思えないよ。ただ、飛びなさいって言っているだけで。けど、すっごく恐ろしいシーンに見えたね。」
「彼女のコートの中のニワトリは凄く可愛かったわ。なんて悲しいエピソード。乃絵がもう少し愛を得られればいいのに。」
「なんだこのヒキは・・・。ジベタを殺すつもりなのか? なんにせよ、俺は心を決めたよ。俺は乃絵が好きだ。可哀想な乃絵!! いったいどうして乃絵はあんなに強くいられるんだ・・・畜生・・・」
「よいエピソードだ。これはつまり、僕が思うに・・・・・・うん、とっても複雑だ。」
episode12 何も見てない私の瞳から…
「空から見下ろしたら、私にも、見えるようになる?」
「俺はこのアニメの、まるで癖になるジェットコースターみたいに上がったり下がったり、捻れたり曲がったりするところが大好きだよ。個人的には比呂美が好きだけど、この調子じゃ乃絵になるのか比呂美になるのか、さっぱりわかんないな。混乱する。とにかく、俺は君らが良いと思ったアニメを喜んで見るよ。だって俺はアニメが好きなんだ。」
「ホワー! これは予想してなかった。僕はこのアニメの持ってる、ある種のダークな、サディスティックな手法が、自殺とか殺人とか、そういう類の試みをどこかに潜ませているだろうことには気付いていたけれど、うん、この展開はさすがに僕のあまり頑丈じゃないハートにはきつすぎたよ。このエピソードは極端に重いね。」
「八角関係は四角関係に変わった後、もう一度三角関係になった。そして今、一本の線になろうとしてるんだね。」
「いかーーーーーん、乃絵! どうして、どうして、どうして?? すごくたくさんの問いが残されたままだよ。僕のハートが痛む!!! 僕の希望がビリビリにかなぐり捨てられた!!! このアニメはどうしてこんなに苛烈じゃなきゃいけないんだ!?!?!? ああ、乃絵と眞野郎は永遠なんだよ!!!」
「もしお前らがすべてのエピソードをくっきり目にしてきたのなら、今すぐその口をふさげ。一番苦しんできたのは比呂美で、それはすべて乃絵のせいだ。だから比呂美に対してクソをたれるお前らの腐れたその口をふさげ。」
「残るは第13話だけって、
どういうことなんだ!?!?!?」
というわけで、以上コメント抜粋でした。全文および各話の概要省察が読みたい方は、true tears(アニメ)紹介 1〜3話からじゅんぐりにどうぞ。