黒髪ロングヒロイン最凶決定戦

 黒髪ロングのヒロインって意外といないんだけど、たまに出てくるとだいたいヤバイよね。ぶっちゃけ淫乱ピンクとか目じゃないくらいバイヤーと思います。
 というわけで、そんな凶悪な黒髪ロングヒロイン同士を戦わせてみたらどうなるかに挑戦。
 なお、厳選した黒髪ロングのラインナップを保証するため、「おいこれどー見ても黒髪じゃねえだろ」って子もしばしば恣意的に挿入されます。許してね!

参考: 黒髪ロングのヒロイン一覧 (いずみのさん感謝!)
 http://crusherfactory.net/~pmoon/mt/002365.html


選手入場
湯浅比呂美(True Tears
 
 待ち S 積極性 A 狡猾さ A 運動神経 A 社交性 A
 富山の狂犬として名高い女子高生。一見非の打ち所がない優等生だったが、彼氏のバイクを燃やして「キレイ」と宣うシーンに視聴者どん引き。昼ドラみたいな姑はともかく、人外の石動乃絵を相手に絶望的な戦いを繰り広げ、どういうわけか勝利を収めた引きの強さが奥の手。


桂言葉School Days
 
 自爆 S 巨乳 A
 よく見ると巨乳である以外に特に魅力のない少女ではあるものの、ハーレムものだと思って観ていた青少年たちの胸に世界規模のトラウマを残す最期を遂げ神話に。心臓に悪いのでもうああいうのはもうやめて頂きたい。GPMで原さんに刺されたのを思い出す。


武藤里伽子(海がきこえる
 
 自分勝手 S 東京もん A 耐久性 C
 おそらくアニメ史上随一のレベルでヒロイン属性の欠落した真・リアルヒロイン。登場5分で敷居さんをうんざりさせる程度の能力。壁紙なんか濃いグリーンなのよ! 私グリーンって大っ嫌い! と叫ぶ女の子には「そうや、グリーンはようない(緑色はよくないですね)」という返しができないとモテないのだと我々に教えてくれる。


綾辻詞(アマガミ
 アマガミSS
 努力A 保身 A 猫かぶり B
 ご存じ裏表のない素敵な努力の人。能力は低くないが基本的に保身のためにしか行動しないために積極性に欠ける。意外な打たれ弱さにも懸念あり。このメンツの中、橘さんを欠いた片翼でどこまで戦えるかが見所。


戦場ヶ原ひたぎ(化物語)
 
 文具 A 蕩れ A ハイヤー C 貧乏 D
 万事そつなくこなすスペックを備えるが家庭問題その他のため素行はぎりぎり及第レベル。多彩な暗器を使いこなし戦闘力の点では上位に食い込むものの、デレたら弱そうな点に不安が残る。そもそもアニメでもサブヒロインに食われていたような気がするのは禁句。


音無響子めぞん一刻
 
 未亡人 A 待ち A 熟れた肉体 A 両天秤 A 島本須美 A 他 A
 男二人を両天秤にかけ続け、しかも最終的に一方の脱落により決着をつけたアニメ史屈指の魔性。ヒロインとしての格では他の参加者の追随を許さない。スペックにも弱点らしい弱点が見当たらず、非処女問題にさえ言い訳の効く万能家付き未亡人。恐ろしいぞ。


トルティニタ・フォーニ (シンフォニック=レイン)
 dpcwp01
 ほとんどすべてが嘘 SS
 僕の贔屓でゲーム枠に登場。物語の偽黒幕。その能力は固有結界レベルに達しているものの、嘘の付きすぎで本人自身何が本当か分からなくなっている気配があり不安。いっそファルシータを連れ出して黒辻さんと戦わせてみたい気もする。


鮎川まどか(きまぐれオレンジ☆ロード)
 
 鶴ひろみ A 高田明美 A 不良 B 
 主人公が優柔不断だと思っていたらヒロインも相当の優柔不断でラストまことに大変なことになるきまオレから参戦。原作・アニメも酷いが春日恭介を操ってひかるを奈落に突き落とす劇場版「あの日に帰りたい」はまさに圧巻。必見。


本田透(フルーツバスケット)
 
 慈愛 SS 野外生活 C 貧乏 E
 なぜこんなところに連れてこられたのかよく分からない、優しい少女。むしろ優しいを通り越して一種の女神のような何かに見える。よく分からない自己犠牲と慈愛で相手は死ぬ、もとい勝手に改心。


遠野秋葉(月姫)
 
 檻髪 S お金持ち A
 (僕が本記事の素案をskype誤爆した結果、上述本田透と共にエントリーが決まった)月姫ヤンデレ妹。純粋な戦闘力ではエントリー中ダントツのトップだと思われる。ただ、基本良い子なのと、既にファンディスク時空に飲み込まれて久しいのとで、原作の苛烈さは願うべくもない・・・。


          ☆          ☆


試合開始
湯浅比呂美 vs トルティニタ
 両者、周囲を利用するタイプ。世界観さえ上書きする嘘のかたまりのトルタが序盤押すものの、努力や計算を超越した乃絵の実力とは比すべくもなく基礎体力の差で比呂美勝利。


桂言葉 vs 戦場ヶ原ひたぎ
 言葉責めでひたぎが順当に勝利をおさめるも、主人公が言葉にも手を出していたため鮮血の結末。主人公を殺して言葉自殺、nice boat. ひたぎ放心でかなしみの相打ち。


武藤里伽子 vs 絢辻詞
 普通に仲の悪そうな二人。優等生の絢辻さん、クラスに馴染めない武藤里伽子に構うもすげなく扱われ、「嫌われちゃったみたいね」。その後互いに決着を付ける気がなくカード不成立。引き分け。


音無響子 vs 鮎川まどか
 優柔不断同士の戦い。まどか、最後の最後で自分から動くも、格の違いでなんだかんだ響子の勝利。


本田透 vs 遠野秋葉
 「誰も傷つけて欲しくない」とかまあそんなことを抜かす本田透に逆上して殴りかかる秋葉。しかし死にかけてもなお争おうとせず無抵抗な本田透の慈愛に心をうたれ改心。なにその茶番。透勝利も脱落。


決勝
湯浅比呂美 vs 音無響子
 響子、女子高生に対する分の悪さから比呂美の素行を学校にたれ込んで謹慎させることに成功も優柔不断のため押し切れず。一方、湯浅比呂美は謹慎とけてからが勝負。フットワークを生かしてラッシュをかけるが、ぬるぬるとなかなか譲らないウナギ未亡人。最終的に、格上相手の勝負に天性の強さを見せる比呂美が海底でツモり勝つ。


          ☆          ☆


総括
 全体的に打たれ弱さが目立つ面々でした。MtGで言えば赤黒デック、まれに青黒も混じる気配。その中ではやはり、弱点らしい弱点のない音無響子、狡知と努力に長けた体育会系の湯浅比呂美らが順当に勝ち抜け。というか他みんな相打ち。ある意味無敵のギャグ枠本田透は・・・まあいいや。

 音無響子と湯浅比呂美の決戦模様は予想外にデジャブーというかなんというか。ともあれスペック、格式共に最強ヒロインの響子さんを倒せるのはたぶん彼女だけなんじゃないかなあ。だって今考えてもどうしてあれ乃絵に勝てたのかわかんないもんね。比呂美さんは何か持っている。何か。


優勝
湯浅比呂美さん
 


まじ天使で賞
石動乃絵さん
 


 あ、黒髪ロングは現実でもけっこうヤバ