true tears(アニメ)紹介 11話
ついに賭けに勝ち、眞一郎のアクションを引き出した比呂美は、しかし、「絵本」の存在に追い詰められていく。ここに至っても飛ぶ場所が見つけられない眞一郎。そして乃絵。雷轟丸とジベタの物語もまた、次々とプレイヤーを入れ替えながらクライマックスへ向かう。
episode11 あなたが好きなのは私じゃない
「油虫、眞一郎の足の裏にも油虫。眞一郎の帽子の中にも油虫、眞一郎のお尻のとこに油虫、眞一郎の、眞一郎の心の底に、・・・湯浅比呂美」
街に祭りの気配が近づく頃。謹慎処分が解け、学校に戻った比呂美。眞一郎は乃絵と疎遠になっていた。比呂美のアパートに招かれた眞一郎は、純のことを仄めかす比呂美に戸惑う。「私、雪の海って好き。海行こう」 比呂美に誘われ、突堤を訪れた眞一郎は、乃絵との記憶を思い出す。そんな眞一郎の唇を比呂美は突然奪う。愛子は三代吉に電話し、もう一度友達から始めようと話す。「でも、いつかセーター編んで貰えるようがんばるよ」 対校試合で比呂美は反則を受ける。純は割って入り、自校の女子生徒を咎める。眞一郎は誰もいない比呂美の部屋を訪れ、あの事件のあと、何もちゃんとできていない自分を責める。父親に絵本の進捗具合を聞かれた眞一郎は、絵本を描き進める。ついにジベタは飛び立ち、そして地面に墜落する。雷轟丸はそれを見ていることしか出来なかった。手伝いで仲上家を訪れた比呂美は、眞一郎の机の上に絵本を見つけ、石動兄妹との決別を決心する。再び純のバイト先を訪れた比呂美は、純の本当に好きな相手は別にいると告げる。深夜、帰らない乃絵を眞一郎は探しに出る。誰もいない飼育小屋で、乃絵の最後の言葉の意味に気付く眞一郎。乃絵はジベタを連れ、突堤に向かっていた。「ジベタ、私がとばせてあげる」 見上げる雪空は暗く、星も見えない。
Veohのコメント欄から抜粋した外国人コメント
ドラマチックなツイストだなあ。この野郎は2人の間で前にも後ろにも身動きが取れないぞ。へへ、でも1人を選ばなきゃな。しかしいつもながら愛すべきアニメだよ。
ニワトリを覆う姿は乃絵にお似合いだ。あるいは彼女はニワトリの一味になりたくて、だから鳥の餌も食べられるし、いつも歌うくらいに油虫を好きなのかもしれない。どうか彼女は眞一郎への善意を示すべくどこか他のところへ飛んでいってくれればいいのだが。それはそうと、比呂美はまだ眞一郎と一緒に住んでいるように見える。
よいエピソードだ。これはつまり、僕が思うに・・・・・・うん、とっても複雑だ。
ニワトリは浮かない。彼らは水鳥じゃないから水かきがないし、彼らの脂肪はアヒルやガンのように水に浮くようにはなっていない。ジベタが漫画に出てくる鳥で良かった。
とても意味深長な結末だ。彼女がニワトリを殺そうとしているとは思えないよ。ただ、飛びなさいって言っているだけで。けど、すっごく恐ろしいシーンに見えたね。
彼女はニワトリキラーだ。もしかするとニワトリも浮くかもしれないけれど、あんなに波がある場所でも浮くのかな?
待った、彼女はニワトリと一緒に行くつもりじゃない・・・よな。
ああっ、ジベタ逃げてー! ・・・ニワトリは浮くよね?
彼らが浮くことを祈るよ。さもなければニワトリの運命は絶望的だ。
おおお、どうやってこのお話は終わるつもりなんだ?
ダメだ、こんなのはダメだ、俺はこんなのは受け入れられない。本当にダメだ。ダメだダメだダメだダメダメダメだダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ!!!! 眞野郎は乃絵とずっとずっと一緒になるんだ!!!!
このアニメってもう終わるんだよね?! ちくしょう、誰か俺にこれに似たような、しかももうちょっとエッチだとなおさら良い、アニメを教えてくれ。
神さま、乃絵は最初から僕の一番のキャラクターだったのに!
家族の絆は良くなって行ってるね
なんてこった。素晴らしい。このエピソードはawesomeだよ。
次回はまだ? 続きが見たくて死にそうだ!
なんだこのヒキは・・・。ジベタを殺すつもりなのか? なんにせよ、俺は心を決めたよ。俺は乃絵が好きだ。可哀想な乃絵!! いったいどうして乃絵はあんなに強くいられるんだ・・・畜生・・・
彼女のコートの中のニワトリは凄く可愛かったわ。なんて悲しいエピソード。乃絵がもう少し愛を得られればいいのに。
この結末はすごく悲しい。次回が待ち遠しいよ。
「こんなBADエンド、誰が喜ぶんだ」。前話の結末を否定するかのような眞一郎の言葉。飛び立つことを躊躇する雷轟丸を尻目に、ジベタは崖から落下して名声を得る。雷轟丸は観客の一人でしかなかった。飛べないのに飛んだニワトリは、果たして誰を示唆するのか。
決したかのように見えた三角関係の趨勢は未だ明確にならず、入れ子様の物語は内部の収拾に向かう。手を打ち尽くした比呂美、雷轟丸を失った乃絵、結末の描写を躊躇う眞一郎。ニワトリは飛べない、それだけの事実で人を泣かすことのできる世にも珍しい創作も、いよいよ最終章へ。凄い、凄いぞ。これ。
- アーティスト: 菊地創
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