『空の向こうに』

それぞれのかなしみがあって イエナイナミダがある
それぞれに幸せがあるの ココロはそこへ向かう
きっとこの胸に降りそそぐ 光はあると思う。
In the rain

シンフォニック=レイン総括の歌。それぞれにかなしみがあって、それぞれに幸せがある。そう、どのエンドも視点によっては幸せだ。それが不幸せに見えるのは、私たちがあえて客観的な視点を当てているから。だが、その視点に必然性はない。それは、客観者としての私たちが「そう見たい」だけに過ぎない。でも、それとは別に、きっと、みんな、本当に幸せになれる可能性はあると思う。そこに読者やクリスが存在しないかもしれないとしても。どこか、雨の中、この世界のどこかに。