逆転裁判 ASIN:B00006WLIJ

hajic2004-12-05

異議あり!というセリフを(少なくとも社会の一部では確実に)流行させた犯人。もともとラインナップの片隅とまでは言わないまでも比較的地味な扱いで発売された作品なのにもかかわらず、口コミで怒濤の人気を獲得して以来今やゲーマーに知らぬものなき地位まで上り詰めた。
発売された計三作どれもがおおよそ好評の逆転シリーズだが、最も人気が高いのはやはり第一作だろう。なにがすごいと言ってトノサマンである。普通思いつかない。思いついてもゲームのシナリオにはしない。おまけにこのトノサマンと来たら正義の味方のくせして殺人容疑で逮捕されているのだ。もうわけがわからん。
わけはわからないが妙に楽しいのである。そう、トノサマンこそまさに『逆転裁判』を体現するキャラクターと言って良い。トノサマンと逆転裁判は不可分なのだ。つまり逆転裁判3の評価が低いのはトノサマンが出てこなかったからである。間違いない。制作陣は汚名を晴らすべく次作ではトノサマンをしっかり活用されたし。なお個人的にはメイのムチムチ大冒険を希望。