ギャー! わかむらPが

やっちゃった。なんかもう最近どうなってんだー。毎日凄い作品がぞろぞろ。
これはもう太郎稲荷の御利益に違いないぞ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1454554
累計100万HIT記念作品、15分を越えるうきうきメドレー! よりダンス風に振られたわかむら印の傑作が延々続きます。*1 2曲目にGO MY WAYが持ってこられているところが密かに嬉しかったり。きっとわかむらPも好きなんだろうなあ。僕もごまえHOUSEMIX大好きです。って、これVOL1って、イェーイめっちゃホリディ、じゃなくてワーイ続きがあるのか。幸せすぐる


http://wakamura.livedoor.biz/recycle01.html
プレイリストと解説ページまで完備。ほんと、プロだよなあこの人。芸術家というよりも、職人と言うよりも、この人にはプロって表現が似合うと思う。こだわりどころと切り捨てるところをきっちりと区別している、そのバランス感覚とマネジメント能力へ敬意を表して。*2
例えば、しばしば使用される止め絵のカットイン、こだわればアニメに出来るんだろうけれど、彼はそれをやらない。きっともっと凄くなるにしても、そこは彼の重点を置く場所じゃない。*3 この姿勢に対しては異論もあるかもしれないけど、僕はやっぱりさすがだと思う。アイマスMADに振り分けられる可処分時間のうち、どれだけをどこに注ぎ込むかって判断の結果だし、その結果、彼の作品は実際こんなに高い品質を保持しているのだもの。*4


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*1:わかむらPはニコニコ動画の超有名制作者の一人で、アイマスMADファンなら誰でも一度は彼の作品を見たことがある程。「信頼と品質のわかむらP」と呼ばれるくらい、そのクオリティには定評があり、今回の作品は彼の作品の累計視聴数100万突破を記念してリリースされた。

*2:ニコニコにおいては、「職人」という呼称が最上級の賛辞であるとしても、だからこそニコニコで、プロ意識を持っている制作者は貴重だと思う。マネジメント能力を持たない職人のみの業界がどうなるかは、アニメ産業の下部構造を見れば明らかだ。

*3:それこそ背景を、あるいはテレビアニメの動画を全て書き起こすような手法もあり、圧倒的な支持を受けている。しかし、そのために投下された時間と労力の総量たるや。『ロケットガール』、『まこにゃんダンス』参照。

*4:このあたりのこだわりについては、わかむらP本人がblogで言及しているので参照のこと。→ http://wakamura.livedoor.biz/archives/340160.html