ミリオンの新しいCDにネガティブな感想を書く
ミリオンライブの新しいCDを聞いて思ったのはアイマスCDのトークはいつもながら面白くないなということで、そんないつもながらの感想をことさらに反芻するはめになったのは今回の2枚のトーク内容がたぶんいつもよりも面白くなさが際だっていたからであった。面白くないというか誰得というかうーん。翼ちゃんが集団行動に馴染めず勝手な行動をするせいでメンバーに軋轢が生じてしまったけどよく考えたら彼女なりの思いがあっての振る舞いだったな酷いこといってごめんね! ユウジョウ! みたいな感じでさー、うーん。だって本気で喧嘩させるつもりないじゃん? 喧嘩させたらプロデューサーのみんな怒るから喧嘩なんてさせらんないじゃん? だったら最初から喧嘩なんて茶番だし不要なんじゃないのって。これまでいっぱい爆笑トークを産みだしてきた律子いるメンツなのにどうしてこんなに不毛に。キャスティングミスかな。
初代メンバーの扱いが難しいよね。あの有名アイドル天海春香さんが冗談で済まなくなってしまって、星宮いちご先輩くらいなんかこう扱いが難しい。あとミリオンのアルバムはシンデレラのに比べて強烈におかしな曲がないおかげでだらだら流して再生できるからいっそトークはなくても良いんじゃないかって思う。マスターアーティスト3にトーク付けてこっちのトークをなくしてあれば僕的にはベターでしたね! あとマスターアーティストにはフィナーレちゃんとつけて! フィナーレ!シンデレラガールズ23話の感想
いやー面白かったですね。ニュージェネ三人娘それぞれの名演がまず素敵だったし、島村の内心の吐露はそりゃいつか来るだろうなって思っててもやっぱりああ来たかーって感慨深かった。分かりやすくクライマックスというやつ。
明白に第1話と対比されてるのも面白かった。あのとき四季の花々が一堂に会していた公園は寒々しくて、プロデューサーは邪魔者扱い、しぶりんは全然迷いがない。あんなに素敵だった卯月の笑顔はどこへ行った。
12時で魔法がとけて、お城から逃げ帰った卯月を探しにきたのはチームメイトで、でも「待ってるからね」とかいって帰ってしまう。「連れて帰らないのかよw」みたいなコメントは穏当だけど、迎えにきたのはチームメイトであって王子様じゃないから仕方ない。
つまるところシンデレラガールズのアニメはここへ来て『シンデレラ』からズレてきてるからひょっとするとこれはお城で末永く幸せに暮らしました、ではなく、ありがとうございましたでまっすぐエンドもワンチャンあるという・・・ないな。
いずれにせよ、いろんな魔法が一気に解けたことを示す回だった。あとは、カボチャの馬車もガラスの靴もなしで、島村が上手にお城まで歩いて行けることを祈ろう。
オラーそろそろシンフォニックレインアニメ化シロッコラー!
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☆はやわかりシンフォニックレイン☆
・ADVっぽい
・なんか雨降ってるぞ
・幼なじみの双子がヒロイン
・電話がない
☆登場人物☆
・トルタさん
メインヒロイン。めちゃんこ献身家の上に嘘つきなのでわりと大変。
・アリエッタさん
メインヒロイン。最初からめちゃんこ大変。
・ファルさん、リセたん
爆発する脇道だが一度は爆発しなければならない。
・フェイ
歌の妖精。えっ? なんだって?
☆空の向こうに
こう白日の下に何もかもが明らかになった瞬間、ああそうだろうなあと腑に落ちてやけに愛おしくなり、なるほどファンタジーではなかったのかと理解し、それならばさっきまでいたあの子はいったい誰なんだと疑問になり、まあいろいろある。岡崎律子の遺作でもある。
モバマスアニメ前期終了
モバマスアニメ一期がアニマス前半を踏襲する形で無事終わった。思ったより変な球を投げてこなかったなあという若干の落胆もある。あまり色々やりすぎるとミリオンアニメでやることなくなっちゃうのでヤメテと言われたのだろうか? 1話から3話くらいの構成に比べて中盤からは一見のんびりしているようだ。こののんびりを後半どういう風にまとめてくるのか今から楽しみである。シリーズ冒頭で見られた国語の時間的な楽しみが、作品全体としてもう一度浮かび上がってくることを願いたい。
国語の時間アニメとして僕の知る限り一番よくできてるのが四畳半神話大系アニメで、風呂敷を四畳半くらいしか広げなかったおかげで2ヶ月半の四畳半世界の冒険は見事に畳まれた。一見中だるみかと見えた中盤ののんびり?展開は実際あってもなくてもよいのだけれども、あるとより味わいを増す構成がとても見事だった。アニメ自体たいへん興味深いし明石さんは可愛いのでまだ見てない人は見てモバマスアニメ二期への期待を底上げしよう。
すごいぞ。
ライブにいけないひがみ
ミリオン組のライブがやってるらしい。出面の持ち歌を聴いてるとやっぱり楽しくてワクワクする。携帯ゲーム戦線では課金について行けず、ライブ戦線では東京まで出かける気力がわかず、ぼちぼちとCDだけ追いかけてる僕としてはなんとも取り残された感。
美希のrelationsマスターバージョンっていうのがあって、美希がウォーウォーウォーって遠吠えするんだけどすごかったんだよね。自分はここが最高点ってのを知ってたみたいにね。
若くて実力があって努力もしてて、バックアップもされてて、すごい輝いてた。間違いなく主役だった。なのにこないだ届いたミリオンのCDで、あの美希の新曲はなんど聞いても「これ誰の、なんの曲だっけ」ってなってつらい。あの美希なのに。
シンデレラアニメが時計を進めていくアニメなのが僕の心情にすごくフィットしてておもしろい。シンデレラの12時は魔法の解ける時間で、つまりはタイムリミットだ。そこに向けて、毎週毎週針を進めていく人気アニメというのはなかなか冒険じゃないか。
つまり綺麗で才能があって努力もしてて、若い女の子たちを多数抱えた人気のアイドルグループのアニメで、タイムリミットにむけて時計が進むなんて。
☆ ☆ ☆
わたしは、もうひとりの力づよい天使が、雲に包まれて天から降ってくるのを見た。頭には虹をいただき、顔は太陽のようで、足は火の柱のようであり、手にはひらかれた小さな巻物をもっていた。そして、右足で海を、左足で地を踏まえて、獅子がほえるような大声でさけんだ。天使がさけんだとき、七つの雷がそれぞれの声で語った。七つの雷が語ったとき、わたしはそれを書きとめようとした。すると、天から声があって、「七つの雷が語ったことは秘めておけ。それを書きとめるな。」というのが聞こえた。すると、海と地の上に立つのをわたしが見たあの天使が、右手を天にあげ、天とそのなかにあるもの、地とそのなかにあるもの、海とそのなかにあるものをつくり、世々かぎりなく生きておられるかたにかけて誓った。「もう時がない。」
読みおわったとき、トムの頭のなかには、雲と虹と火と雷と——それらのものをみんないいっしょくたにしたおごそかなものがうずまいて、くらくらした。——おそらく、ずっとむかし、あの時計盤の絵を描いた、名まえの知られていない画家の頭もくらくらしたにちがいない。
トムは、なにがなんだかさっぱりわからなかった。そこで、そういった。
「たしかにむずかしいわ。」と、ハティもあいづちをうった。「これがどういう意味だか、ほんとうにわかる人はいないんじゃないかしら。黙示録のなかには、天使だとか、けだものだとか、ふしぎなことばなんかがいっぱい出てくるのよ。みんな、こんなふうだわ。」
☆ ☆ ☆
「だけど、いちばんおしまいの『もう時がない』っていうのは、どういうことだろ? ぼくは、どうしてもわからなくちゃ。ここは大事なとこなんだ。——このことばが大時計のふりこに書かれていたし、天使はこのことばを誓ったんだ。『もう時がない』って。天使はいったい、なにをいうつもりだったんだろう?」
- 作者: フィリパ・ピアス,スーザン・アインツィヒ,Philippa Pearce,高杉一郎
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