無印アイドルマスターゲームかんたん説明

【目的】担当の子をトップアイドルにする
 アイドルはファン人数ごとにFからSまでランク分けされていて、Aランク以上に持っていくのが目標。そのためには100万人以上のファンを稼がないといけない。もちろんBランク以下にもそれぞれランクごとの結末があって、だいたいほろ苦い。


【手段】オーディションに勝利してファン人数を稼ぐ
 オーディション(以降オデ)で勝利すると、オデの難易度に応じてファンが増える。一般オデにおけるファン最大増加数はだいたい3万人ちょこちょこだから、100万人を稼ぐとなると、ざっと52週間のうち30週くらいはオデに出てないといけないことになる。


【オデに勝つために】
 オデは音ゲー風味のリズムアクションで、得点をNPCユニットと競う。得点はその時点のアイドルのステータス値(イメージレベル)による。イメージレベルはレッスンやオデ勝利で上昇するから、序盤は10週間くらいアイドルたちをレッスン場に突っ込んで、その後ずっとオデ、というのが定番。


【コミュの存在意義】
 思い出ボム獲得とテンション(機嫌)管理のための会話イベント。オデでぶっ放せる思い出ボムというのがあって、これはコミュをすることで獲得できる。ただし充分に育成したユニットであれば必ずしもボムは必要ではない。また、コミュで成功するとアイドルたちの機嫌が良くなり、オデでのプレイが楽になるが、一度オデに勝つだけでもアイドルの機嫌は回復する。コミュ自体はファン獲得も些細なものだし、イメージレベルも伸びないから、慣れれば慣れるほどどんどんコミュの存在意義は下がる。


【テンション】
 アイドルたちのテンションが上がるとオデ勝利が楽になり、事務所でもニコニコしていて気持ちよい。コミュで成功するかオデに勝利することでテンションは上がり、逆だと下がる。下がるとオデ勝利が不利になり、事務所でもギスギスして居たたまれない。

 ただしテンションが低い方がレッスン効率は良く、オデ不利も致命的なものではないため、序盤わざとアイドルのテンションを下げて延々レッスン場に漬けておくという育成はとても有効だった。これをローションプレイと言う。


【人気の自然減衰】
 これだ。無印アイマスの真の恐ろしさ。アイドルの人気とステータスを表すイメージレベルは、プレイ終盤になると毎週自然に減少する! 防ぐ手立てはない。減りゆくステータス値に構わず豪腕でオデに突っ込み続けるか、いくらかでも回復するために臨時にレッスンするかを選ばなければならない。コミュなんかしてると人気減少に歯止めがかからず、目標ファン人数に届かなくなる。無印アイマス終盤はいつも時間に追われる。


【総括】
 無印アイマスは序盤はアイドルをレッスン漬けにし、中盤以降延々オーディションを繰り返し、後半は指定オデ参加と人気減衰補填のレッスンを行い、53周目になにもかも消えてなくなるゲーム。


 だからこそコミュの思い出は懐かしくてたのしくて切ないね。