ロケットストーブ作ってみた その1
一斗缶なんかで作る強力コンロ、通称ロケットストーブ。
煙突部を断熱することで高温になったガスの上昇気流を利用して吸気し、ゴウゴウ燃やす仕組みっぽい。最近流行っていて面白そうだったので、正月休みを利用して作ってみた。
DSCN0468.JPG posted by (C)もにやこ
材料:
Φ106mmスチール煙突 90センチ 880円
Φ106mmエビ曲90度 680円
Φ106mmT字パイプ 880円
一斗缶 拾ってきた
その他
金切りばさみ・ペンチ・軍手・砂
筐体の材料は主に一斗缶やペール缶、ドラム缶などが用いられる。断熱のためのガワに過ぎないので、それこそ土盛りでも良いようだ。今回は持ち運びの利便性を考慮して、一般的に人気の一斗缶を使用。
DSCN0460.JPG posted by (C)もにやこ
燃焼室兼煙突としてホームセンターで買って来た106ミリのスチール煙突を使用する。こいつを一斗缶の中に突っ込んで、中に土を詰めるだけの簡単仕様。適当に穴を開けて、金切りばさみで切る。
DSCN0464.JPG posted by (C)もにやこ
フタも切る。缶切りでいけそうだったが見当たらないのでこっちもハサミで切った。バリが怖いのでペンチで丁寧に押さえておく。内部はこんな様子。
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先ほど開けた穴に、エビ曲管を突っ込んで、一斗缶の横に出した方にはT字のパイプをはめる。上から燃料補給が出来て便利そうだったからだが、コストは大幅に増加した。具体的には880円。
DSCN0467.JPG posted by (C)もにやこ
煙突部はこんな感じ。T字パイプと両方つけたものが冒頭の写真となる。その上で、断熱のため、一斗缶内部に砂を詰める。母親の家庭菜園から鉢底石とパーライト(双方比較的軽めの園芸用土砂)を拝借。買ったら贅沢品だ。
DSCN0469.JPG posted by (C)もにやこ
今回の反省点
本来、断熱のため煙突部は完全に土砂に埋まっていなければならないはずだが、2/3ほど一斗缶から飛び出したままにしてしまった。みんな貧乏性が悪い。
おかげで本来の実力が発揮されていないのか、乾燥した木材や段ボールなどは冗談みたいに燃えるものの、焼却目標であったアスパラの根っこは焦げただけ。これならただの一斗缶で焚き物をした方がマシである。
次回は煙突を適切な長さにちょん切ってみたい。
経費: 2440円
所要時間: 2時間