かんなぎアニメ版ダイジェスト

 10話になっても全く展開しないストーリーは最終話でも全く発展しなかった。むしろループした。こんなことならいっそ発展しないほうが良かった。一昔前の学園エロゲ終盤によく見られた最悪のパターンだ。忙しいあなたにも適した端的なタイトルと適切なあらすじで各話を追う。画像と文章は全く関連しないが個人的な好みの反映は否定しない。


一話 於主人公宅、木彫りの像が登場
 
 動く木彫りの像が登場。後にも先にも本作随一のドラマティックなシーン


二話 於主人公宅、幼馴染みが登場
 
 幼なじみは主人公が木彫りの像と同棲してるのを見てショックを受ける。


三話 於学校、木彫りの像学校へ行く
 
 木彫りの像、幼馴染みに制服を借りて学校へ行く。


四話 於学校、お色気キャラ活躍する
 
 お色気担当が仁に迫る。


五話 於学校、お色気キャラ活躍する
 
 お色気担当が仁に迫る。


六話 於商店街、木彫りの像コスプレする
 
 前半は幼馴染みの愛らしさを描写しながら後半は木彫りの像にかまけて放置、まるで作品の縮図。


七話 於主人公宅、木彫りの像が拗ねる
 
 木彫りの像が押し入れに籠もる。


八話 於学校、木彫りの像が怪しまれる
 
 9話にして木彫りの像の正体を怪しむキャラが登場。


九話 於学校、主人公ホモだと思われる
 
 誤解を解くため幼馴染み及びエロ担当とラブコメ。状況は放置される。


十話 於商店街、カラオケに行く
 
 みんなでカラオケに行く。どの歌も酷い。


十一話 於主人公宅、主人公たち喧嘩する
 
 突然本来の使命を思い出したように主人公が細かいことを言い始める。木彫りの像は憤慨する。誰もそんな展開を求めてはいなかった。


十二話 於主人公宅、木彫りの像家出する
 
 主人公と喧嘩した木彫りの像が行方不明になる。


十三話 於主人公宅、ナギ家に戻る
 
 お婆さんに諭されて木彫りの像は家に帰ってくる。幼馴染みはショックを受ける。


 要約すると「主人公と同棲を始めた木彫りの像に幼馴染みがハラハラし、学校でお色気担当が活躍し、喫茶店でコスプレし、主人公がホモ扱いされ、カラオケをし、木彫りの像が家出し、戻ってきてまた同棲を始め、幼馴染みがハラハラする」という13話であった。これは酷い。

 誰得の見本のような結末。どんどんサブヒロインを持ち上げたあげく、突然メインヒロインルートに戻るとか、一体何がしたかったのか、製作サイドの意図を疑う。むしろ一種の悪意さえ感じる。そりゃ僕はつぐみ派だから不満があるのは当然としても、実際ナギ派の視聴者にとってもこの作品はいかがなものか。ちょっと意見を聞いてみたいものだ。