サイフォン探し、ほか


http://www.bodum.jp/pages/products/detail.asp?famId=10&subFamId=1002&id=3000-10JAP

こいつが良いらしい。エクセレントなブリューを楽しめるらしい。
欠点は洗いにくいことと、プラスチック製のため寿命が短いこと。
http://www.coffeegeek.com/reviews/vacpots/bodumesantos
↑色々レビューがある。英語。なお日本では二万円弱の実売。高っ。


先日「コーヒーは豆がすべて」みたいな乱暴な記事を書いた件*1。その筋の人々には呆れられたのかまったくお叱りの言葉なし。真面目な話、上手にコーヒーを淹れる人のコーヒーはやっぱり美味しいし、きちんとした器具には明らかにアドバンテージがあります。豆だけで決まるほど単純ではない。これは確実。

でも、お金かけ始めたら切りがないというか、できることとできないことがあるというか・・・本気で美味しい珈琲を飲みたければ、それ専門のプロがいるわけで、それなりのお店に行くべきではないかと思うのです。例えばこのサイフォンはある喫茶店オーナーが激賞していましたが、二万円払えばコーヒー何杯飲めるやら。

所詮嗜好品。他にも出費はある。どこで線引きをするかと聞かれたら、豆に最大限の投資を、そして必要最小限の道具を、というのが僕の選択になります。冬の朝、湯気の立ち上るマグカップで飲むコーヒーは理屈抜きに美味しい。夜なべ仕事の息抜きに豆を挽いた時、香りが部屋に広がる瞬間は嬉しい。誰かと飲むコーヒーは楽しい。

ドリップでポトポト入れるコーヒーも、そんな意味では最も美味しいコーヒーになり得ると思います。手早いし、香るし、そこそこ美味しい。ただし豆で買ってきて、自分で挽くこと。これだけは譲ってはいけないライン。ミルなんてどうせ3,000円もしません(電動を買いましょう。手動は手間がかかりすぎます)。