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朝にファビオとオーラを見送ってからもう一度寝て起きたら2時半で外に日陰がないからもう一度寝たら4時だった。今夜は夕食の用意をしなくてよいドワイトとラファエレと三人で近くのオフィーダの街まで出かけて食前酒を飲む。小さな街で主要な産業は女性陣の手編みのメルレットアトンボーラとかなんとかいうレース細工。小さな敷物一つが10日ほどの作業らしい。35ユーロでは採算がとれないのではないかなあといらぬ心配をした。
夜はラファエレの友人でこの付近の夜の帝王だというふれ込み(こういうのを半ば以上本気の顔で言うのがイタリアの芋っぽさ)のパリデがやってきて四人で遅い夕食。ドワイトが彼女を捜しているというので彼に任せればオッケーだと全員安心する。サンブーカの仲間の蒸留酒のなんとかという(アニセッタだったか何か)を飲み過ぎて早々に床につく。
実に何もない日だった。