2007-01-06 ROOM NO.1301#4 ゴスペル・ハーモニカ 書籍 あらすじ 1301 ROOM NO.1301 #4 お姉さまはヒステリック! (富士見ミステリー文庫)作者: 新井輝,さっち出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/12/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (62件) を見るホタルに告白されて以来サルのように肉欲に溺れていた健一だが、ついに母親に現場を押さえられ哀れ涙の別離の憂き目に遭う。傷心の健一は家を飛び出し冴子との同棲を開始。マンションに住む平和のうちに、公園のオブジェ“時の番人”を見つめていた健一は、先日飯笹を撃退してくれた窪塚日菜(男装)に再会。あくまで「俺はシーナです」と主張する彼女もまたマンションの鍵を持っていた。そいで、ストリートデビューしようぜ、俺はシーナ、お前はバケッツ。ほらこのバケツかぶれ、という具合に健一はデビューすることになったんだ。押しつけられたハーモニカは適当に吹いていたら上手に吹けたし、汚いバケツは綾さんが格好良く加工してくれた。佳奈に絡まれたり冴子に実は私愛人の子なんだと告げられたりしているうちに、華々しいストリートデビューを飾るバケッツ。物語はいよいよ青春ミュージックシーンへ行ってしまうのか。存在すら忘れ去られ気味のヒロイン、千夜子が哀れである。