不可知論 あまり考えたくない疑問

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「あと、自分の中での真実としては受け入れるとしても、これが実際にここまで考えて作られていたかどうかは、まだ疑問の余地も。偶然こういった解釈が可能な符号が転がっていただけって考えも捨てきれない。
そもそも、シンフォニック=レインの核となる着想と基礎設定を考えたディレクターの貝阿見氏と実際にノベルスクリプト担当した西川氏が別っぽいのに、そんな細かな所まで徹底して作れるのかってのが。
それ以上に、もしこれが全て計算された上での作品であったとするのなら、そんな奇跡のような完成度の作品が人の手で生み出せるのか、それこそ――「妖精」の手によるものでもなければ存在し得ないと思うし、それ程の完成度の作品が、これほどに不遇であることはどうしても受け入れられない。」

天蓋から落とされた「一滴の雨」 あれは、いったい、「誰が落としたのか」。
普通に考えれば、それは「作者」です。しかし、それは「作者が確実に意識していた」ことを意味するわけではありません。それは、ただ、「作者によって書かれた」という事実、ただそのことを意味するだけの説明でしかない。そしてなにより、「作者」は「一人のライターさん」だけを意味する言葉では、ない!
古来、詩と歌を司るものは――