マジェスティックプリンス死の予感

 銀河機攻隊マジェスティックプリンス

 「ロボット+謎の侵略者+学園もの」と、いささか使い古しの構成ながら、あるいはこのジャンルの一つの到達点を記してくれるのではと勝手な期待が膨らむばかり。

 というのもですね、メインヒロインめいたアトモスフィアを漂わせている以外今のところさっぱり謎の少女、テオーリアちゃんが語るところが


「それは?」
「絵本というものだそうです。物語にあわせて、絵が描かれているのです」



「私には理解出来ません。事実でないものに、何の価値があるのか」



「それは私にもわかりません。ですが同じように、彼らにも我々のことが理解できないかもしれません」


 どうですかこれ。この思わせぶりっぽさ! ゾクゾクしますね! アニメという物語にあわせて絵が描いてあるものの中の登場人物がこんな愉快なことを言っちゃうんですね。

 さあ風呂敷広げちゃいましたよ。

 後戻りは許されない。セイシンテキ重点なポイエーシスをプラクシスだ。成せば成る! (フラグ)


        ☆        ☆        ☆


 それはそうと、ニコニコの視聴者がみんな揃って死ぬ死ぬと言ってるのはどういうことなんでしょう。




 OPEDあたりなんだか妙に不穏な雰囲気が漂ってるのは分かるんですが、映像が物寂しいとしてもそんなEDのアニメはままあり、あの歌も良く聞いてみるとそれぞれすげえ前向きな歌詞だったりして、謎が深まります。

 このアニメの何が視聴者に死を予感させるのかについて考えてみるのも面白いかもしれません。


サヨナラっていう
私は想像する