ハスクバーナのメジャーテープを買った
- 出版社/メーカー: ハスクバーナ・ゼノア
- メディア: 道具 & 工具
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どこのサイトに行っても「軽くて丈夫なシンプルデザイン。道具を使わなくても調整できます。両面目盛り」としか書いてない不思議。
画像奥のクリップでベルトにかけて持ち歩き、手前のフックを元口に引っかけて、枝打ちなどしながら進めば、いちいち尺を当てなくても玉切りのできる優れもの。
という触れ込みだったので買ってみた。
まず、ゴツくて重い。500gくらいある。道具吊り用のベルトにナス環を通してぶら下げたのだけれど、相当ベルトをきつめに締めないとずり下がる。
計測後はテープを軽く引っ張るだけでフックが木口から外れる便利な仕組みなのだけれど、勝手によく外れた。そうそう、このフック、尖ってるので手に刺さる。注意。
あと、当然だけれど、どれだけ余尺を付けたとか、何センチ捨てたとかを足し算していかないといけない。一本から何丁も取っていると、わりとぽっと忘れる。
何丁も取れる木じゃないと、3メートル尺棒のが早い。しかし、4メートルを4丁取ろうとするとぎりぎり長さが足りない。微妙・・・。
良かったのは、やっぱり片手が空く点。チェーンソーだけ持って歩けるのは便利(でも、結局尺棒も持って歩いていた)。
意外と活躍したのが、8mの足場丸太。さし直す手間がないのでとても良い。注文に合致する口径の末口から元に向かって歩いてみて、ダメならそのまま通常の合い切りに移れる。
何にせよ、架線かフェラーか何かで土場まで引きずり出した木を、せっせと玉切る作業をコンセプトに開発されたアイテムではないかと思う。
十分に活用するには、
(1)障害物がなくスムーズな移動ができる(フックが外れる)
(2)曲がり、腐れなどが少ない木(足し算が面倒)
(3)比較的長めの玉切り長(尺棒の優位性)
(4)その場で合い切って問題のない環境(15メートルメジャーなので、これを超えるものはフックのかけ直しが必要)
くらいの要件がありそうで、わりと状況を選ぶ感じ。はまると効率的っぽいとは思う。
架線でばっかり仕事をする人、フェラーバンチャーはあるのにプロセッサがない環境の人、7メートル以上の材ばっかりを取る現場、みたいな人むけっぽい。
いるのか?