手軽で貧乏くさくて経済的な煙草の巻き方

 日増しに強くなるタバコ野郎への風当たりに肩身の狭いニコチン中毒の皆さまごきげんよう。ざまあwwwと思っている嫌煙厨の皆さまもごきげんよう。えるしっているか惰性で吸ったタバコはクソ不味くてじきに投げ捨てたくなります。道に落ちてる吸い殻はその結果だ。ポイ捨て良くない。マジやめろ。

 違った。巻き煙草用の一袋(600円前後)からは100本くらい煙草が作れるので、箱を買うよりずっとお得です。紙と葉っぱだけなので環境にも優しい。まず巻かなければ吸えないので吸う本数も抑えられる。

 タバコ値上がりを機会に、良いことづくしの手巻き煙草をあなたも試してみませんか。



 用意するものは、きざみ煙草の葉と、包み紙。

 ここで使用する包み紙は葉にオマケでついて来たもの。

 普通は別に購入する必要がある。100円くらいで50枚入り。



 包み紙をひっぱり出すとこんな感じ。

 片方の端にノリ付け部分(写真だと、紙の上端、若干テカっているところ)があるので、そちらを向こうにして机に置いておく。

 別に手前においても良いけど。



 きざみ煙草の袋を開けると、もっさりと葉っぱが入っている。これを適当にほぐして使用する。

 なお、長いこと放置すると乾燥してパラパラになるので注意。ティッシュを若干しめらせて中に入れておくと良い。しかし、濡らしすぎると黴びる。



 分量はだいたいこんな感じ。

 山盛り乗せると巻きにくくなるし、逆でも巻きにくいしスカスカになる。

 ほどほどの分量は何度か巻いているうちにわかるので心配無用。



 適当に乗せたら、包み紙の両端を両手でつまんで、ぐりぐりと葉っぱを筒状にまとめる。

 写真撮影上の都合で片手で持っているけれど、普通は両手でやる。

 しっかりまとめておかないと、のり付けの時に苦労する。



 適当にまとまったら、葉っぱの片方の端(どちらでもいい)を指でつついて、包み紙の端部分を空けておく。ここが吸い口の部分になる。

 (フィルターを使用する場合は、この空けた部分にフィルターを入れて巻き上げる。しかしフィルターは無駄に高いので僕は使っていない。あと、自然に帰らないのでエコロジー的にも良くない。が、体にはわるい。)



 ノリの付いている部分をぺろりと舐めて、反対側の端を内側に巻き込みながら巻き上げ、きっちりとのり付けする。

 ちょっと慣れが必要な部分。しっかり葉っぱをまとめておくのがミソ。



 だいたいこんな感じ。

 ポイントはキツキツ過ぎず、ブカブカ過ぎずの巻き具合。前者は上手く吸えないし、後者は空気ばっかりで美味しくない。

 慣れるまでは何枚か包み紙をダメにするつもりで巻き直すとよい。



 できあがり図。

 右端は吸い口の部分。先ほど葉っぱを押しのけた部分を、手で少し絞っただけ。

 今更だが、あまりに乾燥した葉っぱを使うと、吸う度に葉っぱが口内に飛び込んでくるので注意。


【注意】


 「タバコは殺す」との注意書き。