L4Uへの苦情

 待望の新作であったところのアイドルマスター・ライブフォーユーの発売より約2ヶ月。発売1週間で初期出荷の半分以上を売り上げ、怒濤のDLC攻勢で紳士に嬉しい悲鳴を上げさせるなど、バンダイナムコの本気と気合い、アイマスの根強い人気振りを見せつけているL4Uだが、一ファンとして、期待を裏切られた感は否めない。

 L4Uが新しいファン層獲得に成功し、またニコマス系のPV撮影の武器として強力な威力を発揮していることは事実だろう。しかしそれが、アイマス世界の中に不必要な波紋を広げていることも疑えない。無理な話をしていることを半ば承知で言わせて貰いたい。それが『アイドルマスター』ではなかったことで、L4Uは様々なレベルで断絶をもたらした。その最たる側面がファンとプロデューサーの断絶に他ならない。

 どうしてプロデューサーではなくファン代表Pなのか。ここに明確な答えが出されない限り、今後もL4Uアイマスファンの核にはなりえないのではないか。未だに「ファン代表P」が誰だか分からない(=存在意義が見あたらない)のは致命的にすぎる。「アイドルたちの別の側面をファンの視点から云々」という説明はあったものの、実際はそれほどでもなかった(むしろ小鳥さんの別の側面を見た)。

 多くのファンの1人でありながら、同時に自分だけのアイドルを抱える個人、それが「プロデューサー」だった。この無印アイマス的な概念が、L4Uでは通用しない。ファンはあくまでファンとして、電話越しの対応を受けるだけ。一人目のファンとしてアイドルに接してきたプロデューサーにとって、この扱いは裏切りに近い。手の込んだL4U版お姫さまティアラの説明文が実にそらぞらしく響くのは気のせいではないと思う。


 なんとかしてくれ。