図解:負け犬対戦のひみつ

 負け犬の戦術について。あくまでふいんきを掴むために。

 なんとなーく参加してもなんとなーく勝てちゃったりする負け犬ですが、
色々考えてる人たちと当たると、なんとなーくではなかなか勝てません。
「もう春香さんのただ1人のファンでいるのは嫌だお」という人の一助になれば。
    

  • 勝利条件

 参加者中もっとも多くの☆を集める。1個でも30個でも勝ちは勝ち。

  • 流行の確認

    
 本日の流行はVocal(Vo)、Dance(Da)、Visual(Vi)の順。
☆5個>3個>2個。全部取れば☆10個、審査は3回あるので最大30個、最低0個となる。

  ・3審査の全ての☆を取ることは難しいので、何を捨て何を取るかがポイントになる
  ・審査後半には審査員が退場することがままあるため、予測しながら上記戦略を練り直す
  ・流行をどれか捨てることは仕方ないが、6位を取ると☆が1個マイナスされるので注意
  • 序盤の戦術

    
 5~6人での対人オーディションでは、流行1位の審査員が退場させられることが多い。
比較的確実な流行2位、3位を狙いながら、余裕がありそうなら1位にもアピールしてみる。

  ・審査員の興味を空にし、意図的に退場させることをジェノる(ジェノサイドする)と呼ぶ
  ・アピールごとに審査員の興味は減るが、通常オデでは想い出ボム成功により興味が回復する
  ・ボムの使用が禁止されている負け犬では、アピールが集中した審査員は容易にジェノられる
  • 第1審査終了

    
 点数1~3位までに同数の☆が与えられる。Da・Viはそれぞれ押さえたものの、Voを取り逃がす。
この時点で大凡の合格ラインを確認する。Daは110点以上、Viは80点前後が合格ラインと予測。

  ・審査員の興味(色)の減り具合を見ながらアピールを配分する
  ・興味が大きく減っているようなら、アピール集中→合格ラインの上昇が考えられる
  ・第1審査ではVo審査員に最もアピールが集中。退場の確率も大幅に上昇した
  • 第2審査開始

    
 1人だけ混じっていたNPC「佐野美心」がGOODボム(ルーレット成功)を投入。
審査員全員の興味が若干回復。

  ・対人オデにNPCが混じると、審査員が誰も退場しない確率が上昇する
  ・審査員が1人も退場しない場合、流行一位を押さえていなければまず勝てない
  ・それも踏まえ、第2審査では「誰が帰る(す)か」「帰らないか」の判断が問われる
  • 第2審査終了

    
 明白な戦術ミス。Voにアピールを過剰に行ったため
  1)Vo審査員の興味が大幅に減少
  2)Da・Viに割り振るべきアピールを浪費
 DaとViを取り逃し、Vo審査員退場の確率を上げた→第2審査獲得☆数0とほぼ同義

  ・いくら点数を集めても獲得できる☆の数は同数→3位合格が最も合理的
  ・いくら☆を集めても、担当の審査員が退場すればノーカウントとなる
  ・マイナスが付いた場合はその色の審査員をジェノることで無効にできる
  • 第3審査終盤

    
 セオリー通り流行一位Vo審査員が退場。全員の赤い☆がノーカウントに。
可能最高☆獲得数は半減して15個。DaとViの☆を多く集めた人が勝利する。
なお審査員は最大2人まで退場。

  ・退場するかに見えて退場しないこと、全員の興味がほぼ0で全員残る場合もしばしば
  ・ボムの使用が認められている場合はBADボムによるジェノがよく見られる
  ・ジェノを戦術として有効に使うためにはデュオ以上のユニットで行くこと
  • ダブル(トリプル)アピール

    
 1回のアピールチャンスに2カ所(3カ所)のアピールを行う行為。各点数は1/2・1/3。
極めて有利だが、多用すると審査員の興味が満遍なく減少するため終盤の波乱を招く。
  1)点数の微調整
  2)ジェノのための戦術
  3)点数の地味な底上げ(トリプルアピールのみ)
 等の効能があるが、JAはそれぞれのアピールで個別に(2回・3回)判定されるため注意。

  ・真面目な対戦ではトリオが絶対条件といって良いほど有利
  ・アピール回数が最大3倍になるため審査員の興味減少速度も大幅に上昇
  ・上級者同士の対戦はまるでタヌキとキツネの化かし合い
  • 第3審査終了

    
 ぼちぼちの点数でDa・Viを獲得。総合☆獲得数は10個、最大15個なので十分不合格ライン。
ビクビクしていたら1位合格だった。いつもこう上手くは行かない。


    
 全員の☆獲得数はこんな感じ。最下位のクモPは気の毒なことに回線落ちしている様子。
序盤、Voに傾倒していたPが多かったおかげで第2審査のミスが帳消しになったらしい。


    
 3位合格ラインの点数を第1~第3審査まで四角で囲ってみた。非常に見にくい。
対戦後、この点数表で点数や傾向を確認することが次回の勝利につながる。


    
 Voが退場しなければどうだったかを表に書き込んでみる。Voの3位までは☆5個獲得。
ジェノサイドの効果がよく理解できるのではないだろうか。各Pのアピール傾向も面白い。


 というわけで、どうでしょう。いくらか分かりやすく説明出来ていれば良いのですが。
対戦会ではみんな「夜食」「春香さん」「もやし祭り」「雪歩の腰」についてだけではなく、
こんなことを考えながらアピール合戦を行っているのです。