BlackLagoonその後
16話から三話連続の偽金エピソードは、ギャグの切れがいい感じで笑わせて貰いました。
特に暴力シスターのエダが光ってます。悪漢に追われ教会の門を叩いた少女に向かって曰く、ヨハネ伝五章でイエスが言ってんだ、知らねえのか?「厄介ごとを持ち込むな、このクソアマ」いやいや。それは違う。
ゴスロリチェーンソー女だのアラクノフォビアばりの火炎放射器デブだの、無駄にキャストのキャラも立っていて、別になんて事のないシナリオを盛り上げ。15話までの内容が内容だっただけに、こういう気楽な展開はとてもよろしい。
一方、その後の日本編はあれは一体何なのでしょう*1。最終エピソードまで延々続いたわりに全然爽快じゃないどころか腹立たしさだけが残る素晴らしい鬱陶しさ。まあ、すっかりキャラの変わってしまったレベッカ*2の可愛さを愛でるためのシナリオだと思えば。
一応終わったわけですが、エンディングは相変わらずあの辛気くさいアレなのできっとまだ続きがあるはず。第三部に期待しましょう。
*1:日本にやって来て極道の抗争に巻き込まれるという展開はまんま『Phantom of Inferno』です。唐突だなあと思わせるのもファントムと同じ。しかし、こちらは「どこかでフラグを立て損ねたー」みたいな展開固定で困ります。
*2:subによってLeviだったりReviだったりRevyだったりするのが面白い。最初からベッキーかなにかにしておけば良かったのに。