一番怖かった敵キャラ

「一番怖かった敵キャラ（リンク）」を読んで。そういえば『アークザラッド２』のミリルって、その手の記事であまり言及されないけどかなり酷な設定だったんじゃないかなあ。主人公の幼なじみの女の子なのだけれど脱走に失敗、色々改造されてモンスター生産のプラントにされてしまう。助けに来た主人公一行に対しモンスター、というか子供を産みながら抵抗したあげく使い捨てられ死亡。最期に意識が戻るのはちょっとしたお涙頂戴のつもりか、逆に考えればむしろ残酷で。かつての友人（ミリルに横恋慕）の「彼女はずっと待ってたんだ」発言も響き、あんなに倒すのが嫌だったボスも珍しい。もっと俺を殴ってくれーみたいな気分になりましたな*1。 鬱なヒロインの一人に数えてあげても良いのではないでしょうかしら。まあアークザラッド２はラスボスがアホほど強い上に冨野式の結末で何もかもがうやむやにされてしまった気配ですが。というわけで僕にとってのトラウマ敵キャラは彼女。

*1:しかし殴られると死ぬので冷静に攻撃するしかない現実。なんて乾いたゲーム…。