≒それなんてer

思い立って今更『攻殻機動隊SAC』を初めから見る。前半の素晴らしい密度に比べて徐々に無駄が目立ち始める中盤。カワハギ男の話も不愉快なわりにはいまいち存在意義が良くわからなかったけれど、13話の「≠テロリスト」は輪をかけてえげつない話でげっそり。単純に嫌な話なのは別に我慢はできる。でも嫌な話な以外に全く意味がなさそうなのはどうにも辛い。究極的には、記憶を電脳に置き換えようとも人は『肉』なのだってことなんだろうけど、うーん。僕も消してほしい。想像したくない。*1

海燕さんあたりは大好きっぽいけど。

*1:10年以上前に誘拐された少女の電脳を調べてみた潜入捜査員が全員発狂。彼女は老女のように老け込んでおり、どのような虐待があったかは想像を絶するが、彼女は誘拐後まもなく娘を出産しており、その娘が指導的立場にいるところから判断するに、少なくともテロリストの指導的立場の人間に性的関係を強要されたのだろう。