ヴェネツィア

Redentoreのお祭りに行ってきました。

ネットで適当に調べたところによれば1577年のペスト終息への感謝をこめてヴェネツィア本島からほど近いジューデッカ島に奉献(この熟語合ってますでしょうか?)されたRedentore教会と、本件を記念したお祭りとして毎年初夏、現在では七月の第三土曜日から日曜日にかけ先の教会前にて行われている伝統行事をIl Redentoreと言います。平たく言えばヴェネツィア祇園祭ですね。
土曜日の夕方以降、市民は続々と舟を運河にこぎ出し、ワインだの干しダラだので宴会を始めます。これらの舟はめいめい好きにデコレーションしているのですが、色紙と笹のような枝がしばしば用いられるため七夕舟みたいにも見えます。真夜中前に始まる花火がクライマックス、12時過ぎにはお祭りもお終い。
そうそう、Redentoreとはあがないぬしという意味で、つまり人類の罪を贖った存在としてのイエス・キリストの別名となります。まあ最近彼については色んな本が出ていますが、何なんでしょうね。アダムの罪をイエスがぬぐった、とか言いますけど。やっぱり人は死んじゃうんですけど、どうなってるんでしょう神さま。