caffe lungoの謎

カッフェールンゴである。直訳すれば薄いコーヒー。しかし、手元の資料によるとそれはただの薄いコーヒーではなく、「湯で割った薄いコーヒー」なのだと言う。当然の事ながらここには重大な疑問が生じる。いったい湯で割ったコーヒーなんて、美味しいのだろうか?

イタリアでcaffeと言えばもちろんエスプレッソ。しかし、彼らも一般的なコーヒーを飲まないわけではないし、そもそも、エスプレッソは濃いものであって、わざわざお湯で薄めるとは考えにくい。実際のところ、一般に薄いコーヒーと言えばアメリカンだ。コーヒーの液体部分を構成しているのはお湯であり、そしてアメリカンとはお湯の比率の高いコーヒーに他ならない。うむ、コーヒーにお湯を注ぎ足すことになんの問題があろう。早速コーヒーをお湯で割ってみた。予想通り不味い。

つづく?