シンフォニック=レイン ファル編 顕現節

クリスが正しいと思うことをしてください。
それが、私の唯一の、本当のお願いです。
私のことは気にしないで。全ては、クリスさんの思うように。

いよいよ佳境に入ってきました。既に幾度となく嘘に嘘が重ねられて、もうわけがわかりません。ただ一つ言えるのは、この状況を知る私の心が、間違いなくもやもやに満ちているということ。だからきっとこの状況は、やっぱりどこか、決定的に正しくないのでしょう。それが何かは、まだ保留にしておくことに。