一粒で二度美味しい

アウトドアサイトみたいになってしまっているのでゲームについて書く。といっても最近遊んだゲームはQuartett!しかないので書くネタもQuartett!しかないのである。ところがQuartett!については先日三日も続けて書いてしまったのでもう書くネタがない。仕方がないので無理やりネタをひねり出してみよう。そう、Quartett!の何がいいかと言ってそれはアルジャーノ姉妹だ。なにせ一人で二人分なのだからこれをお得と言わずしてなんと言おう。超お得である。
案の定「ネタなしで無理やり引っ張ってもろくなものにならないことの例」となってしまった。しかしながら、真実ユニルートとはつまりアルジャーノ姉妹のお話であり、２人の関係を無視して読解は不可能だ。Fateの遠坂姉妹も同じテーマ、つまり姉妹間のジェラスな関係を扱ってはいたものの、あちらは主題が多すぎてどうにもとっちらかってしまった感があり、ことこの主題に限ればQuartett!のそれに軍配が上がる。
なによりラストシーン、そこでぶっ放されるユニの実に不道徳…いや素敵な提案からは、すっかり自信を取り戻した彼女なりの余裕が感じられて清々しくも微笑ましい閉幕ぶり。対してFate桜編はどうにも後腐れが残り、これで大団円と言われてもなあ、というのがもっぱらの感想ではなかろうか。とはいえユニのそれも、実際はのんきに微笑んでなんていられない発言なのだが。つまり何がどう「大丈夫」なのかが問題である。だいたいそのハートはなんだ。