XUSE 痴漢者トーマス

名前から判断するに痴漢系ゲームらしい。というより痴漢系ゲーム以外とは思えないし実際痴漢系ゲームだったのだが、どういうわけか手元にパッケージがやって来た。こういうルートでゲームを遊ぶのはじつに『ビ・ヨンド』以来。あれは「奴が来た機能」がじつに面白かった。恥ずかしいシーンを見られないようにボタン一つで画面を瞬時に切り替える機能なのだけれど、18禁ゲーム画面からセーラームーン壁紙とかに変えられてもまったく意味がないじゃないか。作品全般にそういうどうでもいい面白さが浸透していて憎めないゲームだったなあ。今ここに賞賛と愛情を込めて75点を贈りたい。ではなかった、痴漢者トーマスである。痴漢された女の子が全員喜ぶというきわめて歪んだファンタジー。なんだかなあ。