絵だけメーカーに捧ぐ

Canvas2。絵だけメーカーF&Cのゲーム感想を書いた。例のCanvasシリーズである。ストーリーを要約すると本当に笑えるほど絵だけ。ワハハ。汚名を返上すべく頑張ってストーリーに取り組んだ『水月』に至っては風呂敷をぐんぐん広げたまま投げ出しやがったのであそこはやっぱり絵だけメーカー。01とか02とかセクションをちまちま分けている暇があるなら、一人で良いからまともなライターを引っ張ってくるべきではないのか。piaキャロなんて末期的な状態になってるし。困った。
と言ってもCanvasシリーズはありきたりとは言えそれぞれきっちりまとまってるので全然悪くはない。ああいう朗らかなシナリオは安っぽいだのありきたりだの絵だけだのといじめられがちだが、殺したり殺されたり犯したり犯されたりといった無駄にバイオレンスなシナリオに比べれば全く健全で好ましい。深刻な事態を描写すれば読者にショックを与えらる時代はそろそろ終わりにしてほしいものだ。現実は十分深刻で残酷だし、わざわざ架空世界でまでそんな疑似体験はしたくない。