人生の価値を考える

人生の価値を考える―極限状況における人間 (講談社現代新書JEUNESSE)

本書には五人の”突きつけられた”人たちが登場する。場面は異なるとしても、それぞれ人生を何らかの絶望に塗りつぶされた人々。全身麻痺の体操教師、末期癌の宗教学者、生き残った特攻士官、アウシュヴィッツ帰りのユダヤ人、そして、ソクラテス。極限は何も肉体的な状況においてのみ起こるわけではない。むしろ精神的な意味での極限こそが人を壊すのではないか。なぜ、どうして。そこには永遠の問いがある。生きようとする理由があれば、人は生きられると誰かが言った。では、理由がなくなったとき、私たちはどうすれば?


(6/50)

 Love & Life 〜private works 1999-2001〜

Love & Life ~private works 1999-2001~

愛と生活。たぶんそんなものなのだ。毎日はこんなに素晴らしい。朝目覚める幸せ。誰かと話せる幸せ。人を好きになる幸せ。全ては愛の御許に。躓くときも、悲しみにくれる時も、もうダメだと思う時さえも、全ては愛のただ中に。日々に愛を感じること。今は涙が流れても。岡崎律子の歌声は教えてくれる。私たちの知らない、愛の意味を。