2006-03-05から1日間の記事一覧

 マブラブに思うⅡ

『君が望む永遠』の悲劇は愛情と憐憫を取り違えたところにあり、我々おたく少年たちの想像力過多と、にもかかわらずの他者性の欠如がその要因である。それは80年代から続く少年誌ラブコメの系譜のある側面での終着点であって、だからこそ「あの状況選択」…

何が言いたいかと言えば、物語は読者にフィードバックされるものでなければ意味がないのではないか、ということなのです。成長物語結構。けれどそれが単なる、ただのまぼろしの世界の物語(見て楽しい、格好いい)なのであれば、やはり何か空しい。FATE/HOLL…