どノーマルMacProに500GB*2のRAID0を組んでみた
うちのリンゴ箱に500GBの内蔵HDD2台によるRAID0を組んでみました。
目的は『アイドルマスター』のPV録画、及び録画しながらのゲームプレイ。
結果は素晴らしいもので、録画による遅延を感じることなく遊べます。
MacProの購入を検討中の方に。
フォーカルポイントコンピュータ Intensity BLM-HD-000011
- 出版社/メーカー: FocalPointComputer
- 発売日: 2006/12/31
- メディア: Personal Computers
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キャプチャモードが無圧縮かMJPEGしか選択できません。
Win環境であれば「ふぬああ」や「くすのきTVHD」といったソフトがあるものの
さすがお金持ち御用達Mac用にそんな都合の良いフリーウェアがあるわけもなく。*2
ふぬああ
http://www.moemoe.gr.jp/~hunuaa/くすのきTVHD for Intensity
http://axts10.web.infoseek.co.jp/kusunoki/kusunokitvhd/
圧倒的な画質とサイズを誇るHDMI画質無圧縮キャプチャはカクカクでお話にならず
長らくMJPEGでしこしこと録画(しかもシステムの乗ったディスクに)していましたが
先日思い立って内蔵HDDを増設してみたところ、案外無圧縮でもいけます。
環境については以前ここで書いたとおり。
http://d.hatena.ne.jp/hajic/20080312/p4
そんなわけでSeagateのST3500320NSなる内蔵500GBHDDを二台並べ
RAID0なる書込&読出速度に特化したRAIDを組んでみたところ・・・ばっちし快適。*3
普段お世話になってるよしみで生協で買ったら注文を忘れた上に言い訳するか。
もう買って、あーげない。
以下の画像、上がHDMI(実際はコンポーネント入力ですが)無圧縮のもの、
下がH.264で1/30程度に圧縮したもの。僕の目ではどっちも綺麗です(*´ω`*)
動画サイズもMJPEGと同等あるいは小さく、画質も上っぽい。H.264便利。
無圧縮ファイル(約15GB)
H.264で圧縮後(約552MB)
ところでIntensity導入後、MEのPreference→Video formatにおいて
箱○からの入力を「HDTV720p 60Hz」に設定する必要があるのですが、
その後も、MEの起動ごとに、Preferenceから「Video Formatを一旦
NTSCに切り替えて元に戻す」という作業をしておくと遅延が減ります。
ふしぎ。うちだけかも。
そんなわけで、リンゴ箱+Intensity(Pro)+HDD*2+QuickTime pro
程度の支出がMac上にストレスなきキャプチャライフを提供してくれる気配です。
次はL4Uをキャプチャしながら遊べるかどうかについて実験してみる予定。
*1:Black Magic社謹製キャプチャボード。http://www.blackmagic-design.jp/products/intensity/index.html 今のところmac環境で選べるまともで手頃な価格帯のキャプチャボードの代表格。IntensityとIntensityProがあり、共にHDMI出入力の端子を2カ所備えている。Proにはアナログ入出力ができるコンポーネント端子が付いているものの、1万円強高い。しかもコンポーネント入力だと明るい部分が真っ白に吹っ飛んでしまう傾向が挙げられ、Proに予算を割くくらいならいっそ本体をHDMI端子のある新型XBOX360に買い換えるべきかもしれない。
*2:具体的には「Final Cut Studio2」や「Adobe Premiere」等がオフィシャルで対応したキャプチャ機能を備えているソフトです。前者は14万円、後者でも10万円ほど平気でするので困りもの。共に強力な動画編集ソフトパッケージなので、一つ買っておけばキャプチャしたビデオを色々加工できて楽しいのでしょうが・・・ちょっとねえ('ω`)物には限度というものが。
*3:内蔵HDDはそういうものなのかも知れませんが、HDDが省電力待機中にキャプチャを開始すると、HDDがフル回転になるまでの数秒が録画の映像と音声にラグを引き起こして困ります。前もってHDDにアクセスしておけばいいのですが、ついつい忘れてしまいがち。何か常駐アプリでも放り込んでおこうかと考えています。