ドゥカー・イクを遠く離れて

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022101.html
石原都知事が旗を振っているらしい三宅島公道レースへの反対記事。危ないから、と言うよりも、別の方向から「とにかく反対せよ」という力が働いているような気がする。
実際、マン島が有名な公道レースでは死者は珍しくないし、実際日本のライダー前田淳も昨年そこで死んでいるわけで、間違いなくそれなりに危ないのだけれど。
そもそも走るのはそれぞれのライダーで、その一人一人のライダーが、本当に危ないと思うなら参加しなければ良いだけの話なのだ。
好きに近くの峠か何かを安全に走っていれば良い。
マン島のレースだって、死ぬ人より死なない人の方が圧倒的に多い。何が危ないかを判断するのは個人の責任であり、自由でもある。当たり前の話だ。
にもかかわらず、人様が勝手に開催する公道レースに向かって、「ライダーに死ねと言うのか」と言い放つ姿勢はどうなのだ。
一体あなたは何様かと聞きたくなる。長年の優遇に慣れきって、何か思いっきり取り違えているんじゃないかしら。
ともあれ、こういう趣味のイベントさえ政争の道具にしてしまうあの人々の姿勢は、僕はちょっとどうかと思う。
もちろん証拠なんてどこにもないんだけれど。あーあ。