どこかで見た景色

erogamescape、kosizawaさんの『この青空に約束を-』の感想(リンク)を読んで。…せっかくしばらくおとなしく純粋読書系サイトのふりをしていたのに台無しですよ、という心の声には(∩゚д゚)アーアーきこえなーいと自分で自分の耳を塞ぎ。

総計30にも及ぶレスの応酬を呼んだ氏の感想文ですが、例によって『この青空に約束を』をプレイしていない僕には実に面白いものでした。もちろん、ファンの人にとっては面白くないどころか腹立たしい内容の(そして扇動的な)文章であったことは容易に想像できますし、レスの様相はそれを明白に裏付けていますが、ただそれでも氏の主張は、一般に純愛をうたうエロゲー、そのシナリオにおいてほぼ普遍的に見出される「これはどうかなあ」的違和感を次々と明確に並べている点において非常に興味深く、本作にとってと言うよりもむしろ、「読み物としてのエロゲーのシナリオ」全般に対する皮肉として受けとられるべきではないでしょうか。ことにライター諸氏におかれては十分に参考にして頂きたいものと思います。特に

藤村静シナリオは知恵遅れの子をファックするもので、ひどい話です。

この端的な説明の、おぞましさと来たらありません。