さくらむすび 開始

さくらむすび


十字路伝説さんがやけにしみじみと「素敵そうだ」とコメントしていた作品。抜け駆け的にプレイ開始したのは、ハッピーエンドが期待できそうな雰囲気だったからです。精神的にあまり余裕がないので、何時かのようにまた不要な愚痴を言わないためにも。そう、一番ハッピーエンドを求めているのは、ヒロインでも主人公でもなく、私自身なのでした。


途中まで。
印象的なのはメイン画面に文字がオーバーラップする、どこか懐かしい表示システム。『痕』とか、そういう時代の匂い。主人公の独白が続く独特のライティングと相まって、不思議にいつかの夢の中のような雰囲気が漂う。さて、桜の問題はなかなか根が深そうだ。加えて彼女にいまいちヒロインとしての魅力を感じない。そのくせ彼女はタイトルと同じ名前を持つわけである。これは順序立てて合理的に読み進めるべきであろう、というわけでヒロインたちのうちもっとも物語のテーマの外縁に位置していそうな可憐ルートを始めからやり直すことに。