夙川の教会でラテン語ミサに参加。opus deiの創設者である聖ホセマリア・エスクリバーの帰天祈念で、明日の日曜日にかぶさらないように本来の記念日である26日から一日前倒しされたのだった。さて普段の日本語ミサと全く異なる、淡々とした朗読の平坦なリズムで進む式は、だからこそ時折挿入される聖歌の色彩を鮮やかに引き立てる。あわれみの賛歌はやっぱりKylieが良いし、信仰宣言もCredoに限る。美しさ(限りない善と真実から来るのだそうだ)はミサの要点なのだから、ぜひもう一度全世界平準で美しいラテン語ミサを復活してもらいたい。だいたい、「世界のどこへ行っても、同じ次第で式が進むのがカトリックのミサの良いところ」と言いながら、肝心の言葉が国ごとに違ってはどうしようもないではないか。それにしても神父様がウジャウジャ(失礼)いるのが凄い。各地の小教区では司祭の数が足りず、持ち回り制になっているところもあると言うのに。とても豪華だ。夙川恐るべし。