台風一過

見上げる空は見事な青さ。昨日までの湿気も引き、吹く秋風もさらりと心地よい。こんな日は地球に生まれて良かったと心から思う。この美しい世界は神さまが作ったという話も信用してしまいそうになる。ああ、いと高き天にはなにがしかの神さまが在すに違いない。時折気晴らしに空を蒼くしてくれる神さまが。などとロマンチックな気分にひたりながらATOKでタイトルを変換したら台風一家と出た。ここはやはり地上、誤解と悲しみに満ちた人の子の国である。