さよならダーク♂ゆきぽ

 多くの人と同じく、前々から予想はしていたものの、いざ眼前に事実が展開されると、どうにもたまらず、しんみりしてしまった。来るべき時が来ただけなのはわかっている、のだけれど。
 ゆりしー降板であずみさんが新雪歩。昨夜のライブ後の疲労感の大半を占めている気がする。もちろん、ネガティブな気持ちではない。ショックだけれど、少し寂しいけれど、たぶん、こういうものだろう。
 アイマスという作品自体、必ずしも無条件に幸せを描くわけではないし、例えば、いつも明るい春香であるとか、胸をからかわれてはプリプリする千早であるとか、アイマスを取り巻くタフでシンプルな個性の基礎は、それが落とす影から生まれる。
 アイマス2だって、ゆりしーの降板に象徴されるように、実のところ時系列も登場人物も違う、ある意味で別作品になっている。かといって、ついにアイマス(1)は終わった、春香さん大勝利、と割り切れないのが、執着だなあ。

 長らく病床にあった友人を見送った気分。